東芝(TOSHIBA)”異例の決算発表”のニュースをみて

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東芝が、決算を散々先送りしたあげくに、監査法人からのお墨付きがないままに、決算発表を行ったとして、ニュースになっていた。

東芝という会社は、私的には興味のある企業の一つである。大学生の時、初めて購入したノートパソコンが、たまたま東芝製のダイナブックだったからだ。

途中一度だけメモリ増設をして、10年以上使っても壊れずに最後は処分したが、

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    長持ちしたこと

  • 購入してすぐに壊れたが、気持ちよく無料で修理してくれたこと

  • 無料電話相談で何度もお世話になったこと

などから、2代目のパソコンも東芝製に決めたのだ。

だから、東芝低迷のニュースが映るたびに、手元のパソコンにあるTOSHIBAという伝統のロゴが、とても寂しく映り、なんともやるせない。本当は、東芝製なんて、パソコン好きな人は使わないのかもしれないけれど、私の中では、東芝は確かなブランドとなっているのだ。

そんな、縁のある企業だけに、3年半働いたタクシー乗務中でも、東芝の話題はよく頭に残っている。とくに印象的だったのが、赤坂から町田あたりまで一般道で帰ったお客様だ。ほとんど家には寝に帰るだけという金融マンで、年収は数千万、資産は10億にせまる額だという。学歴もないところから高卒でアメリカに渡り、向こうの大学を出て、エリートとして日本に逆輸入みたいな話だったように記憶している。

たぶん、2年ぐらい前のことだったと思うが、その人が強く推していたのが、なにをかくそう東芝株であった。東芝は、東電の下請けだから、原発問題がある限り、国からお金がながれてくるというのである。すでにかなり儲けさせてもらったから、これから新たに投資をするという感じではなかったけど、まさか水面下で、アメリカの企業があんなことになってるなんて、なにも公表されてなかったのだろうから、プロでも見抜けるはずがない。人間もいつどうなるか分からないように、株もいつどんな会社がブレイクして、どんな会社が落ちぶれていくのかは、数字から予測するのはなかなかに難しいことだ

あのお客様もプロなので、おそらく株価下落局面ではすでに株は保有してなかった可能性も高いが、どうなっただろうか。基本的には、これから伸びる注目されてない会社の株を、大量に仕込んでいく投資スタイルで、東芝は震災での下落局面で買ったらしい。株屋は忙しいから、近いうちに引退したいといっていたから、もう足を洗っているかもしれないな。私が、今年は株でもうけている言うと

「素人は株は絶対手を出さない方がいい。株で勝てなくても、月の生活費の収支がプラスになる人は、その道でみんな勝っている、勝ち続けているのだから。株はプロから見れば、素人が手を出すなんてありえない」

といっていた。あの時、その忠告を聞いていれば、私の損失も300万以上に膨らまずに済んだはずだ。しかし、ブログという次のステージを株は収支日記からもたらしてくれた。このサイトの前身である「風の谷の無職」もデイトレ報告日記から始まったことを想うと、やっと損失を受け入れて、私は前を向けたような気がしている。

株に関わってきた10年以上の歳月、おそらく中長期的にみて、一度も幸せを感じられなかったように思う、ずっと損失を抱えていたわけだし、それ以上の闇のようなものに支配されていた、自分はこの闇と対峙できる強さがなかったのだろう。ブログの世界に入って、ランキングを見るようになると、今まで損失を公開している人なんていないと思っていたけど、それがけっこういることに気付いた。グーグルで、株 退場とかで検索してもなかなかでてこないので、この発見は意外だった。300万なんてまだ軽症な方かもしれない、数千万を超える損失と戦っている人もいる、同じように前を向いて方向転換する人もいた。
お金以上に長い時間も失ってしまった、10年以上である、今はなんとかブログで損失を埋めようと必死になってアイデアを練るけど、やはり株しか出てこなくて、一年かけてなんとか収益のでるブログに育てていきたいと思っている。このサイトは、好きなことをやってみようと思っている、10年かけて可能性も資産も失ってきたのだから、あせらず10年かけて少しづつ取り返していく。そしたらもう43歳じゃないかと思うけど、それはそれで良い、人生が今日終わると言われたら悲しいけど、それが答えなら従う強さが欲しい。

私たちは、どんなに成功しようが、失敗しようが、だれもがいずれは死んでいく存在なのだ、若いとか年寄りとかは全く関係ないと自分は思っている。それは、いつでも今日を精一杯生きる姿勢へとつながっていく、動物の強さのそれである。そうすれば、年なんて気にしなくてもいいはずである

ずいぶん話がそれたが、ニュースで東芝が出るたびに、私はタクシーのこと、パソコンのこと、株のこと、色々なことを思い出してしまうのだ。