どーも国矢眼介です。
今回は、
都心のタクシードライバーへ転職する際、どこを選べばいいのか
都心でタクドラを3年半やった私が考えていきます。
まず、結論から言って、
のどれかということになります。
この4社の頭文字をとって、
『大、日本、帝、国』
と言われたりします。
この話は東京のお客様ならご存知の方も多いです。
地方から出てくる方、東京タクシー事情にうとい方、迷っている方、特にこだわりがない方などは、絶対にこの4社から選択してください。
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紹介業者に紹介された
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寮がない
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保証が薄い
などで、別の会社にいってっしまうと、タクシー人生は暗いです。
私自身は、福岡県から上京する際に、熟慮した結果、国際自動車を選んで成功しました。
収入でみると、月2万は違ってくると思いますよ。
では、なぜこの4社なのか、みていきましょう。
まず、決定的なのが、
四社タクシーチケットの存在です。
法人契約などで圧倒的に有利な、この4社です。それぞれのタクシーチケットも多いのですが、圧倒的によく出るのが、4社のみに使える四社チケットの存在です。
このチケットは、銀座に限らずよく出るのですが、上の4社しか使えないために、店員やお客様が選んで止めてくれますし、乗り場に並んでいてもわざわ前の車をスルーしてくれます。
当然、自腹で乗るお客さまより、ロングが出やすくなりますよね。黄色に赤のラインの車体も統一されており、ブランド化しています。
充実した福利厚生
大手であるため、福利厚生が充実しており、給与から引かれる手数料などが少ないです。
入社してみないと分からない業界常識のひとつに、クレジットカードなどの手数料負担というものがあり、中小企業だと、これが自分持ちだったりします。
寮につられるな
寮がない場合は自分で借りたほうが、他社に行くよりは後々になって得になるでしょう。タックシードライバーは厳しい職場なので、続かない人も多いですからね、寮だとやめにくいですよね。
変な人が少ない、良い人が多い
タクシーは一人で働くので、同僚の人間性などはあまり関係ないようにも思いますが、洗車や相番の方がいたりと、気を使うことも多いので、良いにこしたことはない。その点でも、あまりに常識がなければ不採用なので、大手の方が安心です。
迷ったら、大手4社に決まりですね
この大手4社の中身を、もう少し詳しく見てみましょう。
もちろん私が勤務したのは国際自動車だけなのだが、業界にいれば、他の会社のことも多少は知識がはいってくるため、参考になるのではないかと思う。
結論から言って、
国際自動車の面接にまずいってみる
で間違いないと思う。
現在もっとも勢いがあるのが、国際自動車と日本交通の2強状態である
といえるのだが、その2社でなぜ前者を推すかというと、
日本交通が同族企業だからであるということに尽きる。
同族企業だと、経営陣が永続的な成長と存続に、全力であたってくれるという要素は確かにある。しかし、そのために労働者の気持ちは二の次となりがちだ。
私がかつて在籍していた期間工のせかいでも、早くから同族経営を捨てた本田技研の、期間工に対する要求の低さは有名な話である。
対する、トヨタをはじめとするほとんどの同族企業は、要求する水準が比較的高いことが知られている。
また、一族などは存在しない国際自動車では、人事に対する風通しも穏やかで、実力次第では親会社の幹部(あるいは社長もいける?)にまでのぼりつめることが可能である。
現在、新卒大量採用中であるようだが、実力があれば、経営側に入ることは難しくはないだろう。
専用乗り場では、日本交通が有利
専用乗り場の観点から言うと、ミッドタウンや六本木ヒルズを抑えられているという点では、日本交通に軍配があがる。
売り上げでは国際自動車がどうも一番
らしく、これは売り上げに非常にストイックな人が多いというのが原因ではなかろうか、会社のカラーとでもいうべきか。だから、タクシーに乗ってしまえば、私は国際が苦手だった。同じ会社なのに 汗
なぜかは分からないがkmタクシーが一番頑張っている、なんで?
日本交通だと、接客や言葉遣いに一定水準が要求されるので、売り上げばかりに気を向けられないところもあるだろう。
大手4社の中では、
稼ぎたい人は国際、
接客技術のプロを目指すなら日本交通、
まったりやりたいなら、大和か帝都
みたいな感じかな、この4社なら本人次第でどこでも稼げますけどね。
でも、決め手はやはり、同族企業じゃないってことかな~と思います。
大和だけは、唯一の東証2部上場企業なので、その点は評価が高いですが、
他社も、持ち株会などで、なんらかの旨みがあるでしょうね。
結局は縁があるところにいくんでしょうけど、4社なら間違いないですよ。
以上