サンシャワー東南アジアの現代美術展~1980年代から現在まで~感想

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サンシャワー東南アジアの現代美術展~1980年代から現在まで~(国立新美術館×森美術館)

六本木発。アート・フェス!Roppongi ArtFest!

2館同時開催の六本木アートフェスを観てきました。

 

足を運んだ理由

正直言ってあまり乗り気でもなかったんです、東南アジアの現代美術家なんて一人も知りませんし、東郷 青児展怖い絵展などの興味深い展覧会は探せばいくらでも見つかるので、あえてこのフェスに1.800円も出して足を運んだ理由は、やはり自分が日本からの逃避先としてベトナムやタイなどの東南アジアを思考していることが関係しています。

 

下~中間層しか知らない

今までのベトナム旅行や日本での就活で、外国人実習生の厳しい受け入れ環境や、ベトナム人でいえば下~中間層までの間の人々は観たことがあるんですが、アートという比較的教育が必要な階層へのアプローチをすることによって、現在への東南アジアをより深く知ることになるのではと考えました。

芸術は予言する

芸術は50年後の最先端の価値観を予言すると言われます、そして大衆の理解からすれば約100年後の価値観を予言しているといわれます。現代アートとは程遠いピカソゴッホなどの100年以上前に活躍した画家が、最も知名度があるということがそのことをよく表しています。

東南アジアの50年後が見える

ということで、この展覧会を注意深く観れば、東南アジアの50年~100年後の世界が観えてくるということがいえ、私にとってはタイムリーで、絶対観ておくべきと判断しました。

森美術館の会場は、展望台併設のため中高生で大賑わいでした。

フェスの感想

国別の個性

ベトナムは戦争の傷跡が目立つ作品が多く、長い戦争の歴史を感じさせました。カンボジアでもポルポトに着想を得た作品の展示がありましたが、自国の内戦と外国の干渉ではなにかが違うのでしょうか、カンボジアでは独特のシャーマニズムなどに着想をえた作品も多く観られました。

作品は、立体、平面、映像、体感となんでもバランスよく楽しめる。

芸術とはなにか

芸術とは、アートとは一体何でしょうか、戦争や他国の干渉に苦しめられ続け、生きるのが精一杯であったろう国々に多くのアートが残っており、現代のアーティストに影響を与えている。皆、なんの利益にもならないのに自分を表現するために路上などで行った、即興アートなどの記録が多く展示されていました。

真のアート

その数々の記録をみると、アートとはキャンバスや守られた環境に生まれるもではない、生きることそのものがアートなんじゃないのかと思えて来ました、そしてそれはおそらく正しいのではないでしょうか、どんなに他人から見たらおかしなことでも、突き上げてくる内圧に従ってなにかをするとき、それは真にアートなのではないかと思うのです。

まとめ

10.23(月)までの残り少ない開催期間なので、このレビューもあまり意味がないかもしれませんが、個人的にはとても良い展覧会となりました。

普通に作品のクオリティーが高く美術展として楽しめました、これは正直意外だったのですが、修学旅行?などで来たであろう中高生なども

「楽しい楽しい」

と喜んでいる声を聴くことができました。

森美術館は今回2回目だったのですが、国立新美術館の展覧会は改めて行って後悔はないなと思いました、それぐらいコンセプトや見せ方がよく、予算が違います。今後も、国立新美術館の展覧会は要チェックだなと思いました。

 

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