ベトナム(ハノイ)、旅行記のようなモノ5~初めてのフォーの味~

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ベトナム(ハノイ)、旅行記のようなもの1

 

ノイバイ国際空港Airport View Hotelと初めてのフォー

彼女らは私にタクシー代を請求しなかった、ただ

「明日はあなたが払う、分かるか」

とだけ言ったので、私は分かったとだけ頷いた。

とりあえず小さなホテルに入って自分の受付をする、DeNAトラベルで予約していたプリントを見せると、合点がいったのかすぐに部屋に案内された。

ベトナム人の彼女達2人も部屋があるらしく、値段も手頃なのでここで決めるということだ。共に二階に上がりそれぞれの部屋に案内されたが、すぐに二ユンさんから

「フォーを食べに行きます、あなた今からシャワーを浴びるね、私たちも浴びるので20分後に部屋の前ね、分かる」

と言われ、なんとなく今から焦ってシャワーを浴びてしまうと二度手間になるなと思いながらも、私はしぶしぶ頷いた。

私は風呂やシャワーはゆっくりしたい方なので、彼女たちはご飯を食べてからはもうシャワーは浴びないのだろうかと考えながら、自分もそうしようと考えて石鹸などを出してみたもののお湯が全く出ない、私は急いで服を着てフロントに駆け込んだがお湯が出る様子はなく

「テンミニッツ」

と言われ、10分待てということだ。

そうこうしているともう2人が入れ替わりでシャワーを浴びたのだろう。

「行けますか」

と部屋の前から声がかかるので、それを少し待ってもらい慌てながら私はぬるいお湯をただ全身にまとうと、急いで着替えを済ませて部屋の前に出た。

2人は非常にラフな格好をしていた、二ユンさんは上下スエットのような感じ、グエンさんは、モスグリーンの薄手のコートで下半身までカバーしている感じだ。

ハノイは思ったよりは肌寒くて、私は日本からきていたものをそのまま着ていたのだろうか。あまり記憶に残っていないがグエンさんがずっと

「寒い」

といっていたのを覚えているので、その訴えが不自然ではないくらいの気温だったのだろう。

ホテルのすぐ横に、まるで申しあわせたかのようにフォーを出す小さな食堂があるので、3人でそこに入ると、彼女たちはベトナム語でなにかやりやりとりをして、もう店じまい前だけどノーマルなフォーならあるということらしい。

店は日本では決してみられないようなチープさと古さを醸し出しているが、2人も日本慣れしてしまったのか

「汚いです、汚い」

といって私のスプーンや小皿をテッシュでふきながら、ホテルが日本に比べて汚いと嘆いている。

彼女らはベトナムで生まれ、ベトナムに満足できずに先進国である日本に来ている人間である、国際空港から500mしか距離がない場所での、この不衛生さとカオスが香るベトナムという国に少し安堵感を覚える自分とは、感じ方が全く逆なのも自然なことなのかもしれないなと思った。

2人からベトナム人はよく食べるけど、日本人はあまり食べないなどという話をしているとオーソドオックスな牛肉のフォーが来た。

私は日本でもフォーというものを全く食べたことがなかったし、あまり食べ物に興味がないので、少しの時間かたまってしまったが、ベトナム人の二人は慣れた手つきで小皿からライムを絞り、調味料で味を調整していく、何種類の香辛料や野菜が入っただろうか。タイやベトナムの麺類は、客が好みに合わせて味を調整するのが当然と本に書かれてあったがあれは本当だったのだと思いながらも、胡椒か七味ぐらいで良しとする日本とは違ってずいぶん面倒な国だなとも感じたが、それだけ食文化にも豊かな一面があるということなのだろう。

なかなか面白い国なのではなにか、私はすでにベトナムを想像通りの途上国として評価しはじめてもいた。

 

フォーの味はどこか物足りず、それでいて懐かしさも感じないものだった。もっとも初めて食べたものに懐かしさなど求める方がおかしいのかもしれないが、単純な味にはどこか懐かしさを求めてしまう。

普通の日本の若者なら物足りないと感じて、美味しいとは思わない人も多いだろうが、私はフォーをそれなりに評価した。なにより100円~という値段が嬉しいし、野菜も日本の麺類よりは摂れそうである、外食が基本と言われる東南アジアおいては、これぐらい塩気がない方が体に優しいだろうし、ベトナムが先進国のアメリカよりも平均寿命が長いという事実も頷ける。

つづき

 

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