中国日本語教師の経験談、2019年現在の実態etc

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ハロートレーニング、日本語教師養成科 ハローワークに軽い気持ちで、日本語教師関連の講座がないか調べに行ってみた。 すると、なんと明日...

↑こんな記事がベスト3に入ってしまい、けっこう焦っている国矢眼です。絵もパッとしないしね。

最近は更新しない体が当たり前となった当ブログですが、検索流入がほぼ5倍ぐらいになってきて、8割以上の閲覧者が検索者からとなって(以前は8割がリピーターでお気に入りからだった)、それなりに小規模なブログとして、一日100人ぐらいを集めております。

このブログも、そろそろ自分の居場所をみつけつつあるのかもしれません。

中国の大学の外国人教師として

久しぶりの更新です。実は以下のようなコメント頂きまして、急きょ私も中国日本語教師のとして、少なくとも情報発信をするものとして、けっこう検索から人が集まってることも鑑みて、これはこの内容で記事を書けば、まぁ求めている人がきっといるだろうと返答をかねて、記事にしてみようと思った次第です。

国矢眼様

こんにちは!

日本語関連のブログを探訪する中で、国矢眼様のブログにたどり着きました。

今現在私は仕事の傍ら、日本語教師養成講座に通学し、将来国矢眼様のように中国で日本語教師になりたいと考えています!

しかしなかなか周りに中国行きを決めた者もおらず、保険や生活費のことなどの実情を知ることができずにおります…(どうしてもいろいろ情報を得たく、中国の大学へは2度ほど問い合わせを出してみたのですが、残念ながら「履歴書を提出してください」との簡単なお返事のみで詳しいことは履歴書提出後は返信がなく…

おそらく養成講座受講中ですぐに応募はできない旨を書いた履歴書と問い合わせを送ってしまったので、冷やかしに思われてしまったのかもしれません。)

大変不躾で申し訳ないのですが、ご迷惑でなければ国矢眼様のご見識を伺うことはできませんでしょうか…

整理してお答えしようと思います。

保険や生活費のことなど

生活費

基本的には5500元~10000元ぐらいの給料を貰えます。幅はありますがだいたい日本円で10万位で、私は下限の5500元なので、約8万ぐらいです。

しかし、生活は大学の中から出ることはありませんので、どこの都市でも基本的な生活スタイルなら、まず食費や雑貨は一日千円もあれば十分です。学食の食事は量が多く、だいたい一食150~200円もあればおなか一杯になると思いますから。あとは服を買ったりとか、外部に食事にいって生徒全員におごることもありますが、給料の半分を使えば、かなり贅沢な生活をしていると感じると思います。

物価は大都市と地方でだいぶ違いますが、大学内部で生活することがほとんどの外教にとって、あまり気にする必要はないと感じています。それでも1.5倍ぐらいにはなるでしょうが、給料も悪くて7000元以上とかになりますから、十分ペイできるし、お釣りが来ますね。

保険

保険については、なんとなくその存在を大学の国際事務所から匂わされてはいるのですが、ハッキリしたことはなにも分かりませんし、直接言及されたこともありません。確かなことは、私が一度も医者にかかったこともないし、打診したこともないということです(;´・ω・)保険のカードなどの類も見たことがないし、渡されていません。

まぁ大きな病気をしていないということもありますがね。。。

日本でも中国でも私は保険のカードの様なものを全く所持していない状態がもう二年ぐらい続いていることになりますが、もうその状態になれてしまってはいます。倒れたり大病をすれば、学校がすぐに病院には連れていくのでしょうが、その時の負担などについて説明は受けていません(;´・ω・)ので全く分かりません。

どうしてもいろいろ情報を得たく、中国の大学へは2度ほど問い合わせを出してみたのですが、残念ながら「履歴書を提出してください」との簡単なお返事のみで詳しいことは履歴書提出後は返信がない

これについては仕方がないですね。中国人は自分の利益に関係がない事務的なことは直接前にいないとなに一つやってくれません。同じ空間にいればとても親切で当たりもソフトですが。日本と中国では仕事の進め方、考え方、価値観が全く異なります。

国矢眼の見識

基本的には英語と中国語が話せないのならば、契約面で相当足元をみられると思った方が良いです。自分自身も理解が進まにので、不安ですから、マイナスに考えがちですからね。

契約以外でも寮の部屋に問題がある部屋に回される可能性や、あらゆる待遇面でクレーマーと対極の位置付けをされるので、不利になります。英語さえ流暢に話せれば、国際事務所ではまず英語が話せるスタッフがつきますから、まったく問題ないのですが。

教務の日本語担当で、日本語堪能な先生方は問題がこじれてからやっとこちらが頼むので、対応が一歩も二歩もおくれるのです。(最初は自力で解決するつもりでないと、いちいち日本語の先生に頼っていられませんからね)

例えば、同じ立場の日本人教師が数人いて、中の誰かが中国語と英語が流暢で関係がいいとかなら、まず一気にハードルが下がりますが、私のように語学ができない&同じ立場の日本人がゼロという人は、いつもいつも担当者との連絡やかけひきに神経をつかって、ある時は積極的に出ていかなければいけません。だから、嫌われるぐらいうるさくてちょうどいいと思います。もし、自分が間違っていても勘違いでも、確認しておかないと後からでは遅いのです。

けっこう厳しいですがこれが現実です。みなが悪気があるわけではありません。

異国です。本当に信じられないことが日々起こります。

例えば

  • 授業を終えて部屋に戻ると部屋が水浸しになっており、下の階の人が騒いでいた。(東北の暖房システムの官が破裂)
  • 日本から持ってきたドライヤーが初日に爆発した。
  • 爆発して天井の電球が突然消えた。
  • 信じられないクレーマーのような教師もいる(まぁ対応もひどいが)。
  • 壁が薄すぎて下の階の人のいびきやマナーモードの着信が聞こえた。
  • 断水と停電は毎週です。ネットの電波不良も(有料なのに)。
  • たらいまわしで実は引越しが4回あった。
  • すきあらば水道の量を調整される。(クレームを入れると一週間だけ改善、もう諦めた)

など。

孤独について

二カ月目ぐらいから、まずホームシックになるとは思います。それがいつの間にか治って、半年を過ぎるころには本格的な孤独ですね。

よく、他のサイトで日本語教師は生徒がいるから寂しくはないとかいう内容を多く見かけますが、それは本当に経験していないひとではないかなと疑ってしまいます。色々な意味で、中国大学の日本語教師は、孤独との戦いだと思います。

最後に

いろいろ大変なことはありますが、なんとか最初を乗りきって、三カ月もたてば生活も落ち着いてきますが、中国語は信じられないぐらい難しくて、本当に周りが見えてくるのはたぶん二年ぐらい経験してからだと思います。でも、それで三年目も中国に留まろうっていう人は相当少ないと思うし、それまでに大抵の人が教師としての情熱がなくなるのではないかな?と勝手に思っています。

やはり、この仕事が好きでないと生活も面白くありません。私はこの仕事と中国が大好きなので、大変なことも多いですが、ずっと中国で仕事がしたいです。でも、まずは仕事がすきになるかやってみないと分からないので、まずは一年試してみる必要があります。私なんてすぐバックレると想定して中国語入りしたのですから、人生は分かりません。

一つアドバイスとしては、大学はどんな学校でもいいので、とりあえず大きな都市に行く方が情報や人脈、経験などが僻地よりも得られるかなと、僻地に赴任した私は思っているのですが、大都市はまた違った苦労もあるのだろうと思いますから、参考程度にして、僻地に行くのも一つの縁と思って楽しんだ方が得だとは思います。

中国での日本語教師を目指す方が、一人でも挑戦を実現されて、中国の教壇に立つことを願ってやみません。

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コメント

  1. HAL より:

    国矢眼様

    まさにお聞きしたかった内容を記事にしていただけて、大変幸いでした!!本当にありがとうございました。

    給与面はもちろんなのですが、個人的に医療保険だけはどうしたら良いか悩みのタネで_| ̄|○

    国矢眼様ご自身が使われたことはないが、保険もあるにはあるらしいということが分かっただけでも少し気が楽になりました。

    日本国内で加入していける海外医療保険は安くとも年間20万円近くしてしまい、これは私にとってはなかなか厳しい額で…

    私ごとですが結婚しており、妻と一緒に中国に行きたいのでどういう形のチャレンジが適切なのか思案していた次第です。それでももちろん中国に行ってみたい気持ちは変わらないのですが…。

    大学で保険が提供されなければインターネット経由で副業をして、なんとか保険料だけでも捻出できないか等…本当に素人考えですが考えています。

    そして中国の求人情報は少し詳しく条件が掲載されている大学から、「月給と住居提供です」程度の大学まで様々で「本当にこの条件の提供すらもあるのだろうか…?」と1人考えこんでおりましたので助かりましたm(_ _)m

    一番印象に残ったのが「中国人は自分の利益に関係がない事務的なことは直接前にいないとなに一つやってくれません。」というお言葉、合点がいって安心しました笑

    返答がなく、相手に失礼な問い合わせをしてしまっていないか気にしていたので…

    私の場合すぐには応募できないので残念ながら、返信が来る可能性は低そうですね…

    私も大学以来の中国人の友だちがおりまして、確かに面と向かうとすごくフレンドリーで良くしてくれるのですが

    「友だちじゃない日本人に対してはなんというかかなり適当?」な思い当たるところがあり笑

    それにしても記事にありました教員宿舎等本当におつかれさまです…まさに異国といいますか、お話を伺うだけなら興味深い?笑い話にできますが、いざ直面すると大変だろうと冷や汗をかきました。

    そして国矢眼様のコメントの「みなが悪気があるわけではない」というのがまた中国らしいなとも笑

    そういう中国らしさが結構好きですが、当人はたまったものじゃないですよね_(:3」z)_

    私も同じく今まで関わった中国の人は良い方ばかりなので、まず向こうの大学と何かしらの交流をもてれば一気に進展できるかもしれないのになぁ、と日々考える次第です。

    これからもっと努力したいと思います!

    他のサイトでもよく注意書きがされておりましたが、国矢眼様もおっしゃる通り「間違いがないかしつこいくらいの確認が大事」なのですね… この能力はあまり日本国内では身につかないので肝に命じたいと思います!

    ちなみにもしご迷惑でなければなのですが、個人的に国矢眼様とご連絡させていただく手段等ありますでしょうか?

    来年中国にまずは旅行で滞在してみようと調べていまして、ぜひもっとお話伺えたら嬉しいです!

    私はやっていないのですが、国矢眼様のブログ拝見していますところツイッターをメインで?使っていらっしゃる?

    ちなみに私もウィーチャットなら中国人の友だちに勧められてアカウントがあります。

    中国に行ってからだけではなく、日本から中国へ行くまでの国矢眼様の実体験が掲載されているのでとても参考になりました!

    ブログのますますのご発展お祈り申し上げるとともに、これからも楽しく拝見させていただきます!

    • 国矢眼 より:

      結婚されているのですか!
      凄いですね。それはなかなか思うように転居していくわけにはいかないのでしょうね。
      連絡の件ですが、来週は国慶節ですので、時間が有りますのでその時にメールアドレスにメールでもさせてもらいますね。
      wechatがあるなら、それが一番簡単ですよね。

  2. HAL より:

    国矢眼様

    ご返信ありがとうございます!

    長文の書き込み失礼いたしました⤵︎(中国関連で初めて心強いアドバイスをいただけたので、嬉しくなってしまいました笑)

    変わり者夫婦ですが、おかげさまでなんとか暮らしております笑

    お忙しいなか本当に申し訳ありません。

    メール楽しみにお待ちしております!

    どうぞよろしくお願い申し上げます。

  3. 硬い緑色 より:

    こんにちは。
    以前このブログの5月29日の記事にコメントで中国の大学での就職について相談させていただきました。
    今年の9月から現在中国の東北部の大学に赴任し、日本語と日本文化の授業を担当しています。まだ一ヶ月にも満たない浅学の身ではありますが、経験を共有できればと思います。

    保険についてですが、公安局での居留許可の申請の際に必須なので間違いなく大学の方で購入しているはずです。ただ、おそらく日本の国民健康保険のように診察の際支払いが何割引きになるというのではなく、ひとまず自分で費用を全額支払ったのち、所定の手続きを取ることで費用が一部返ってくるという形になると思います。これは私が中国に留学していた時に加入していた保険の話なのですが、そこでは外国人教員向けの保険も取り扱っていたので、おそらく同じだと推測しています。
    大病した時に手元にお金が無いと大変……と思われるかもしれませんが、そこは中国、何か問題が発生したらその都度相談することでルールを曲げて、どうにかして自分の不利益にならないようにすることもできます。誰かに立て替えてもらったり、保険会社からお金が返ってくるのを早めにしてもらうのも可能ですが、結局は担当者次第であるともいえます。

    もう一つ、待遇についてですが、大学側の話では初年度は10ヶ月分の契約となり、もし契約を更新するなら1年間から夏休みの分を引いた10ヶ月の契約になるのが通例、とのことでした。仲介業者による紹介文には「夏休みと冬休みは有給」とありましたが、実際は他の大学も冬休みのみ有給、夏休みは給料ナシのお休みということらしいです。ちなみに、自分は高速鉄道も通ってないようなド田舎の学校におり、毎月8000元の待遇です。ですが田舎のくせに物価がやけに高く、学食は10元台前半、ローカルの食堂でだいたい12元から20元台前半といったところです。なるべく日本人が居ないところのほうが刺激的で面白いかも……ということで決めましたが、へんぴなところなら物価が安いというわけでも無く、お給料が良いのもそれなりの理由があるようです。赴任前に外食にかかる費用等を知ろうとするなら、中国の食べログ的なアプリで調べるしかないかもしれません。
    住居はまだ一ヶ月しか住んでませんが、大学に教員寮が無く、学校近くの築数年しか経ってないマンションをあてがわれたこともあり、設備はわりとキレイで不自由していません。しかしそれでも入居前から洗濯機の給水管に穴が空いていたのと、突然部屋の鍵が壊れて帰宅できなかったトラブルがありました。学校側の対応も早く、誠意は感じられましたものの、国矢眼様のおっしゃる通り日本では考えられないことが多々あるので、覚悟をしてから中国に居住しないと辛いかと……。ですが周りの中国人はそんなトラブルも平気で解決していきますし、私の鍵の件においてはこれをきっかけにお隣さんと仲良くなることができました。なので結果的にはどう転ぶかわかりません。

    以上、長文失礼いたしました。HAL様と国矢眼様がこれからも心身ともに健康で、ご多幸があられますようお祈り申し上げます。

    • 国矢眼 より:

      いや、コメントありがとうございます。まだ赴任したばかりですね。
      そうですか、東北地方で8000元とはまた凄い待遇ですね?どちらの都市でしょうか?省だけでも教えていただきたいです。
      保険について大変勉強になりました。そして、経済発展と物価はイコールではないというのは初めての情報でした。
      そうですか、そんなことがありますか~ぜひ今後とも情報を共有して、少しでも有益なものにしていけたらと思います。
      今後ともよろしくお願いいたします。

      • 硬い緑色 より:

        返事が遅くなり申し訳ございません。
        実は省ではなく内モンゴル自治区で、お給料はちょっとだけ良いものの通販で余計に送料がかかったりします。物価が高めなのもそういう理由かもしれません。待遇に関しては、数年前はボランティアの教員がJICAからの2000元の手当で教えていたとのことなので、学校側で教職員の待遇を改善するタイミングにちょうどよく当たったのかもしれません。

        • HAL より:

          硬い緑色様

          内モンゴル自治区ですか!

          もしかすると呼和浩特の募集ですかね…?

          今年の7月頃やけに給料が高いな!すごい!と密かに注目していた求人が呼和浩特の募集でした。

          妻が馬頭琴が好きなので機会があれば内モンゴル訪れてみたいなと、思っていた中での求人情報だったので記憶に残っております。

        • 国矢眼 より:

          そうですか、内モンゴルですか。
          2009年に呼和浩特に旅行に行って大草原ツアーに参加しました。もう10年になるかと思えば、齢もとるはずです。内モンゴルといえば、求人をウオッチしている限りでは、パオトウ、呼和浩特、赤嶺などを見かけましたね。当時の呼和浩特、銀川、蘭州などはどこも北京より発達していたような印象を受けたものでした、今は更にそれぞれの都市が発展していると考えると、中国は本当に強大になりました。

  4. HAL より:

    国矢眼様、硬い緑色様

    皆さん丁寧でわかりやすいご返信いただき、本当に光栄です。詳細なご解説ありがとうございます!

    お陰様でなんだか分からないことがだいぶ解決してきて最高です。もっと早くにこのブログを見つけられていれば良かった_| ̄|○

    硬い緑色様は中国に留学経験がおありなんですね!語学力もおありということで頭が上がりません。私も勉強はしているのですが、なかなか思うように上達せず汗

    国矢眼様もおっしゃっていましたが、生活にはやはり中国語での自己解決能力(事故解決能力…?)が大切だと目標がわかってきました!

    保険の請求についても丁寧に教えていただいてありがとうございます!

    採用の際政府の規定があるということが分かり、私にとっていよいよ中国生活が幻の存在から実在する何かに進化してまいりました。

    お二方のお知恵をお借りできて本当に嬉しい限りです。

    私も行くなら日本人のいないところの方が面白くていいなと思っていましたが、田舎で物価も高い可能性があるなら、もしかして逆に都市部希望の方が生活もしやすいのかな?と参考になりました。

    もし失礼なければお聞きしたいのですが、硬い緑色様は1ヶ月8,000元のうちいくらあれば最低限生活ができると思われますか?

    国矢眼様はご自身のお給料の半分もあれば生活は可能とおっしゃっていたのですがその公式が成り立てばおおよそどこの任地でも

    「給料×0.5=余剰分」

    ということになり生活設計が立てられるなと思った次第です。

    もし良ければ1ヶ月のざっくりした経費とか教えていただけたら嬉しいですm(__)m

    ちなみに私のイメージですと
    食費 1,000〜2,000元
    (外食に行く場合でもローカルの安い食堂中心に利用)
    家賃 大学負担 0元
    通信費100〜200元?
    光熱費 200〜300元前後?
    (エアコン等使用時はもっと上がるかも?)
    水道代 ミネラルウォーターも買うので100〜200前後?
    雑費 500〜1,000とか?
    (交通費、生活用品等その他)

    計2,000〜4,000元

    中国の物価が分からずかなりどんぶり勘定ですが、大きく外れてたらぜひ現実をご指摘いただければ幸いです。

    中国人の友だちは最低2,000元くらいの給料で生活しているとは言っていました。(ほんとかな?笑)

    ちなみに中国で働きたいと言ったら「絶対ダメ!!」って爆笑されました。(いやいやそこは応援してくれよ笑)

    • 国矢眼 より:

      HALさんは田舎志望の考えもあるということでしたが、その利点もどうやらあるようです。聞いた話によると、省都などの大学、特に大きな有名大学、吉林省でいえば吉林大学などは、寮があっても小さかったり、自分で部屋を探さなければならなかったりするケースが多いと聞きました。都会に行けば行くほど国際事務所のサポートは亡くなっていき、逆に自分でやらなければいけないことが増えていく傾向は間違いないようⅮス。ビジネスライクになるというか・・・・・。人脈豊富で、色々な大学の外教と交流があった隣の大学の日本語教師の先生が教えてくれました。だから、ずっと中国で外教を希望するならするほど、今関係がある生徒と密にしておく(故郷は遠い生徒とは特に)ことが、もし都会で部屋探しなどをするときに大きく関係するので、大事だとおっしゃていました。ご参考までに。
      生活費の件ですが、そうですね。私のところだとだいたいイメージ通りで生活できます。2000元でもまぁ食べるだけなら普通にやっていけるかもしれません。湖南省で外教をされていた先生に聞いた話(台湾語学留学で出会った)ですが、中国日本語教師を10年以上して、日本で家を買った人がいるという話も聞きましたし、貯金という点では日本で働くより有利かも知れませんね。家賃がないというのは本当に大きなことです。

    • 硬い緑色 より:

      生活費について、自分は最初の一ヶ月は故意に財布の紐を緩めて生活してみたのですが、それでも3000元あれば充分すぎるほどでした。ただ当然HAL様の嗜好等により出費は変わるので、タオバオや京东といったECサイトをご覧になるとより予想も立てやすいかと……。

      ちなみに、中国のサイトですが以下のようなものもあります。
      https://www.job592.com/pay/○○/
      上記のURLの○○の部分に都市のピンインを入力すると、その都市の平均収入を調べることができます。
      例:beijing(https://www.job592.com/pay/beijing/)と入力すると北京の平均収入が、shanghai(https://www.job592.com/pay/shanghai/)ならば上海の平均収入が調べられます。
      地方都市の場合はデータが古く、またユーザーの投稿により作られたデータベースなので参考程度ではありますが、おおよその雰囲気を掴むのには役立つと思います。

      • HAL より:

        硬い緑色様

        なんと!!

        こんな方法があるのですね!

        今まで省ごとの貿易年鑑的なのを見て最低賃金から生活費を予想する試みをやっておりました笑

        参考にさせていただきます_| ̄|○

        私自身海外生活をしたことがないのでいろいろなチャレンジになってくるかと思われますが、選り好みせず生活レベル低めを心がけたいと思っております笑

        内モンゴル教員生活はいかがですか?

        中央の学生よりも地方学生の方が一生懸命なイメージがありますが、硬い緑色様の生徒さんはどのような感じでしょうか?

  5. HAL より:

    国矢眼様

    その武勇伝は素晴らしいですね笑

    そうか…工夫すればそんな形も可能性があるのか…なんだか驚いてしまって口が塞がりません笑

    長く外教を務めるなら引っ越しのことも視野に入れた学生交流とはまた深い話ですね。日本でも大事だとは思いますが、人のつながりが中国ではより大切なことが伝わってきました。

    私もお金節約しながら頑張りたいと思います!たまに学生に食事を奢れるくらいに頑張りたい…

    国矢眼様の記事を拝見すると時々学生さんと食事をとられたりしていますが、日本よりも先生と学生の関係性が密で素敵ですね!

    やはり会話の練習も兼ねて、学生側からの要請も多いのでしょうか?

    日本の民間学校でもプライベートで会話レッスンを兼ねた食事を求められることがあると聞いたことがあります。

    国矢眼様の記事を見ると、中国の場合は教師がとても尊敬されている感じがしてレッスンではなく自然に誘われている気がするのですごくいいな!と思いました٩( ᐛ )و

    大変なところも多そうですが、その点は日本よりもとても前向きな点なのかなと想像しています。

    私は札幌近郊(北海道感覚なので他県に近いくらい実際は遠い)に住んでいるのですが、この十年で中国の方が札幌に来る機会が一気に増えた感があります。

    単純な疑問としてなのですが学生さんの中で卒業後来日される方は何割くらいなのでしょうか?

    • 国矢眼 より:

      コメントありがとうございます。こうやってコメントを頂くことで、情報が補強されていくので管理人としては感謝します。
      どこぞのだれかの有益なものとなる可能性が少しでも上がっていくことかと思います。
      そうですね、卒業後の学生の進路はうちは私立の三流大学で日本語能力試験に合格する生徒も少ないのですが、現在の4年生の場合だと3名が仕事で日本へ、2名が語学学校へ留学、2名が日本の大学院を目指していると言った感じです。24名中で、全員を把握できていないので、まだほかにも出てくる可能性もありますね。
      学生との食事についてですが、赴任した直後は相当な歓迎がありましたけど、それは最初だけであとはこちらが誘わないとなかなか機会がないこともあるかもしれませんね。学生たちは、本当に教師という存在を尊敬していて少しでも関わりたいと思っていますので、誘って断られることはないのですが、私はもともと日本でも積極性のない人間ですから、なかなか難しいところです。それでも、生徒の1人と仲良くなって、気軽に2人で食事に行く生徒なども絶対できますけどね。今はそんなに頻繁に食事会はないですかね、それでも月一で会はある思いますけど、なにがしかの機会で。日本語学部とは関係ないところでっていうパターンもありますね、第二外国語で日本語を学んでいる生徒とかも多いので。彼らは日本人教師と普段接することが無いので、貪欲に廊下で話しかけてきたりしてくれますよ。
      とまぁそんなところですね。

  6. HAL より:

    国矢眼様

    こちらこそお聞きしてばかりでほんとうに申し訳ない限りです_| ̄|○

    現場の先生に情報をいただく機会がなかったのですごく助かっています!

    四年生のうち三分の一近くが日本に関わる進路に行っているのですね!

    なるほど…それでは今後もしかするともっと増えるかも?といったところでしょうか。(素晴らしい)

    食事会のお話や向こうから話しかけてくれるところをお聞きすると、日本よりも好奇心がある学生が多いように感じました!

    国矢眼さんのご担当は作文や会話等ネイティヴしかできない分野を主になさっていますか?

    時々大学の募集要項に「高級日本語」等を担当すると書いてありますが、これはいわゆる文法的な授業は、中国人の先生がご指導されて、日本人にしかできない授業を日本人が指導するイメージなのでしょうか…?

    追加ですが、なんと向こうの大学からまずはご返信いただくことに成功いたしました!!(冷やかしだと思われていなくて本当に良かった笑)

    履歴書を提出するようにと以前簡単な返事をいただいていた大学です。

    履歴書をお送りして、向こうのご担当には
    ①保険について
    ②配偶者帯同の可否
    ③給与について

    をお聞きしていて、養成講座修了後の来年以降応募したい旨をお伝えしていました。

    しばらく返事がなかったのですが

    今朝方「上記について了解です。来年以降ご応募歓迎いたします。奥さんといらっしゃる件ですがその時に相談しましょう。」

    と私の問い合わせ文を引用し、了解?との回答をもらいました。

    もしよろしければ国矢眼様と硬い緑色様のご知見をお借りしたいのですが、これは前向きなお返事だと思われますか…?

    現地大学と相談できるだけですごくありがたく嬉しいのですが、正直返信はもらえないだろうと思っていたのでどんな心構えでいれば良いのか…

    もし前向きそうな感じであれば、来年直接大学を訪れられないか交渉してみたいと思うのですがこれは出過ぎた交渉になってしまいますかね?_(:3」z)_

    2年後に中国へ行こうと準備しており、非常識なお願いでなければぜひ興味がある大学なので事前に訪れてみたいなと思っています。

    • 国矢眼 より:

      連絡が来て良かったですね。親切な人がいれば、その人と個別に連絡をとって訪問できるチャンスはあるかもしれませんね。
      割とドライに契約期間だけ関わるという人がほとんどだと思いますが、例外の人もいるかもしれません。個別に連絡しながら空気を読むしかないですね。
      個人的には、どんな程度の大学なのかがきにはなりますね。国立か私立かで天と地ほどの日本語レベルの差があります。私は3流私立大学にいるので、本当に苦労しています。次はぜひ国立と希望しているのですが、なかなか思い通りにはいかないかもしれません。今就活を頑張っているところです。
      授業については聞いた話では卒業論文から発音指導まで、本当に他州多様ですね。大学によると思います。
      私はまさに1年半高級日語を三年に教えていましたし。週に三回授業があるのでハードです。授業の準備で最低毎日2時間ぐらいかかっていました。私の場合は、420時間もない、今学期まだ日本人と一人も会ってない、資格もないという身ですから、全て自己流で授業を身につけましたが、まだ自信が持てない教科はあります。やはり文法指導などの授業は比較的少ないとは思いますね。私は稀なケースだったと思います。前任の外教が中国語の専門家(元通訳)で、5年間高級を教えていた伝統を引き継いだのですが、今学期から外されてしまいました。やはり、無理があったのかとは思います。

      • HAL より:

        連絡が来て良かったですね。親切な人がいれば、その人と個別に連絡をとって訪問できるチャンスはあるかもしれませんね。
        割とドライに契約期間だけ関わるという人がほとんどだと思いますが、例外の人もいるかもしれません。個別に連絡しながら空気を読むしかないですね。

        →いつもご返信ありがとうございますm(_ _)m

        勉強になる内容本当に助かっています!

        国矢眼さんのおっしゃる通り例外パターンだったら嬉しいなぁ…と思います。

        今後も個別に連絡取れるよう少し考えてみます!ご担当の方は親切そうなのですが、返信いただいたメールを拝見すると、日本語語彙が結構簡易なもので。少々文法的にも間違いが?日本語学科を通さず、採用担当の事務の方が独力で返信くださっているのかもと想像しています。

        —個人的には、どんな程度の大学なのかがきにはなりますね。国立か私立かで天と地ほどの日本語レベルの差があります。

        →私が連絡したのは黒竜江省の国立大学です。元々私が音楽をする人間ですので、どうせなら希望としては総合大学的なところで、芸術学科があるところがいいなと思っていまして…

        工業大学とかも今後を考えると面白そうかなとも思いますが。元来理系でないので、難しそうだなと笑

        現地からの就活!すごいですね!お忙しい中とは思いますがどうぞ頑張ってください。今回私が希望している大学とのやりとりについて国矢眼様さえ宜しければ、いつでも詳細ご報告させていただきますので、必要な際メールください。これまでの経緯等全て開示いたします。

        —授業については聞いた話では卒業論文から発音指導まで、本当に他州多様ですね。大学によると思います。
        私はまさに1年半高級日語を三年に教えていましたし。週に三回授業があるのでハードです。

        →それは大変でしたね!しかも元通訳からの引き継ぎ授業とは…。

        正直420時間を今履修していますが、実習だけではとても現場では足りないだろうなと想像しています苦笑

        講座の先生もおっしゃっているのですが、やはり養成講座をとっても素人に毛が生えた程度と言われまして…授業のコツや素養は実践的に現場で身につけるしかないとおっしゃっていました。本当に大変なお仕事だと思います。

        文法の授業は少ないとお聞きしてほっとしました笑 間接法でできるほど中国語能力がなく、直説法で文法となるとかなり苦戦しそうだと思っていたので。しかし、そのくらいの語学能力がないとやっぱり自分自身が苦労するんだろうなとも…。うーん。日々勉強ですね。これからも頑張らなければ…。

        • 国矢眼 より:

          すいません、コメント遅れてしまいました。毎度ありがとうございます。
          書き言葉になると、相当熟達した日本語話者でも、まぁ違和感がない人という人は珍しいと思います。
          私はまだ見たことがないですね、そのような人は。これは日本語の接続語などの難しさからきているのかもしれませんけど、たぶん大学で普通に教えている先生でも、例外なく作文を欠かせればおかしなことになると思います。しかし、実際会話してみると、これはもう日本人とはあまり変わらないような実力がある、というのが普通ではないかと思います。これは英語や中国を習得した日本人だとどうなるのかは分かりませんけど、たぶんやはりおかしくなるのではないかな?と思います。
          黒竜江省ですか、いいですね。黒竜江省の人は優しいです。吉林省は中国で一番ではないかというぐらい気性があらいです、同じ東北でもずいぶん違う印象です。まぁ、私が旅行したのは東部だけですからら、西部のことは分かりません、大学ということはたぶんハルビンを中心とした西部でしょうかね?東部だとジャムスとかの都市にはあると思いますが。
          授業に関しては、本当にやってみないと分からないというのが正直な感想ですね。私は資格はもってないので、いずれは必要だと考えていますが、正直授業には関係ないかなと感じています。やはり、熱意が一番で、熱意がなければいくら技術があっても同じですから。
          私は中国にただ日本から脱走しにきただけなのに、これだけ日本語教育に夢中になるとは思っていませんでした、本当にやってみなければ分かりませんね。

          • HAL より:

            国矢眼様

            こちらこそいつもご返信ありがとうございます。

            就職活動お忙しい中本当にすみません!

            国矢眼様のブログに相談させていただいてからありがたいことに状況が動いて参りました!

            なんと大学の担当の方から見学どうぞとのことで連絡もらえまして…

            いつ行くか等の擦り合わせまではできていないのですが、うまく行けば訪問することができるかもしれません!

            書き言葉についてご解説ありがとうございます。そういえば実は私も思い当たる節がありますね…英検対策の英作文をネイティヴの方に添削してもらったところ、うまくは言えないが変だというコメントをもらったことがあります笑

            書き言葉と話し言葉のスピーチレベルが混同したり、逆に話し言葉で接続語などの表現が急に難しくなってしまったりと、英語話者でなければ分からない部分があるようです。単に私の知識不足もありますが苦笑

            国矢眼様のご明察通り私の希望したのはハルビンの大学募集です。黒竜江省の方は優しいんですね!良かった!

            歴史問題もあるので、反日意識が高い地域だと書かれている記事もインターネット上にあったので少し心配しておりました。

            一般的に仕方のないことだとは思いますが、国矢眼様は中国で生活していて、個人的に反日意識を感じたことはありますか?

            もちろん大学内はあまり感じることはないかとは思いますが、実際のところどうなのでしょうか…?

          • 国矢眼 より:

            すいません、また遅れてしまいました。
            反日感情については、雲南省で一度、日本人に食べさせるものなんてない!みたいに言われたことがありました。当時はまだ中国語はほぼゼロでしたが、なんとなく言っていることは雰囲気で分かりました。それから、北京の南部を観光した2009年にも一度だけ、日本人ということでちょっと顔色を悪くした人がいましたが、長いこといろいろ行ってそれだけです。それから、最新の要塞の旅で、打ち解けて食事をしているときに一人いたか。
            逆に大学の生徒からは、初対面ではなくなるので、打ち解けてきて様々な半日感情をきかされることがあります。でも、私の大学の日本語の生徒は本当に落ちこぼれで国立に行けず、さらに私立でも希望の学部にいけなかった中国語→管理→教師→英語→その他の外国語という感じで入って来るので、例えば3年生でいえば24名で日本語が第一希望だった生徒はゼロです。それどころか第十希望ぐらいまで書いて全く触れていない日本語に来た生徒が大部分なので、だから本当に歴史が好きで日本を毛嫌いしている生徒もいますよ。そういう生徒は本当に可愛そうで、日本にたいする歴史を頭の中で受け入れて、それから学習が始まる感じで、それは半年から一年はかかるようです。だから、このような経験は国立ではないかもしれません、日本語が学びたい生徒だけでしょうから。
            見学の件良かったですね、かなり珍しいことのような気がします。でも、実際行くとなったら受け入れてくれなかったりするのが中国の適当さだと思うので、くれぐれも注意してくださいね。まぁ本当に行ってしまえばもしその人がいなくても、誰かが受け入れてくれることでしょうね、いい加減な国ですから。

          • HAL より:

            ご返信遅れましてすみません!

            ちょうど中国赴任を考えるにあたって反日感情のことを書かれている方が多く、いろいろ調べておりました。

            結局自分では分からず現地の国矢眼さんにお聞きするのが一番かと思い、質問させていただきました。

            なるほど…。

            2009年あたりというとまさに反日運動が盛んだった頃でしょうか。

            逆に国矢眼さんの長い中国滞在経験中でも数えるほどしか、そういったご経験がないということですかね…?

            少し安心しました^o^

            ありがとうございます。

            どちらかというと学生の複雑な日本への感情がある場合というのが大変そうですね。

            国矢眼さんの心中お察しいたします。

            大戦中の日本に原因があるにしろ、好きになった中国に嫌われるのはやりきれないも部分あるかと想像しますm(__)m

            私自身も友好の一助になるべく、微力ながら努力しなければと思いました!

            それにしても見学の件…おっしゃる通り慎重さを忘れないで臨みます笑

            ちなみに仲介業者を通さず直接履歴書を出して内定した大学の場合でも、急に内定取り消しになることはあったりするのでしょうか?

            見学はドタキャンされてもダメージで済みますが、日本で退職の手続きに入った後に内定取り消しになると相当キツイなと…。

            国矢眼さんの記事やツイートを拝見しているところによればなきにしもあらずな感じが汗

          • 国矢眼 より:

            そうですね、全ての可能性は想定しておいたほうがいいと思います。
            大学の職員が空港に迎えに来たところでゴールという感じですかね。。(;´・ω・)
            今回私は江蘇省の大学に合格していけるという話になっていたのですが、やはり急に今年から日本語教師を採用しない方針になりそうだということでキャンセルとなってしまいました。でも、それも五分五分ぐらいで、採用するなら私をとるといったような曖昧な感じです。
            九月から上の立場の人が変わったタイミングだったので、そういう結果になってしまったようです。中国の場合はいけるかいけないのか分からない状態というのが本当に多いです。ハッキリしない長い期間を耐えていかないといけません、今回もハッキリしない期間が長そうなので、就職活動を続けることになりました。
            現在の大学に決まって東北に着たときも、空港で大学の職員に会うまでは最悪の事態を想定して動いていました、それぐらいでちょうどいいのかなと思ったりします、人手不足で大学はたくさんありますし、バックレてしまう人もいると思いますから、どんなタイミングでも人は募集してる大学がありますからね。最悪どこの僻地でも行ってやるという覚悟はもっているように思いますね。
            とにかく中国というかアジア全般、途上国全般ですけど、契約は信用しないことです。
            契約書を改ざんされて、給料が低く振り込まれていた私の最初の体験が、全てを示していると思います。過去ブログ記事には全て書いてあったと思うのですが、どうかな。はっきりしませんけど、色々驚くようなことがありました。

          • HAL より:

            やはり侮れませんね…。いやまさか内定された後にそんなことがあるとは(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

            ブログ上のツイッター拝見していて、国矢眼さんの就職活動の話が出ていたのであれ?と気にかかりお聞きしてしまいました。

            大学の人事関係でしたか…。それにしても災難でしたね。国矢眼さんの内定が決まったと勝手にツイッターから先日お聞き及びしておりましたので、なんだか私もショックと言いますか…。

            うーむ。私も1つに大学をしぼらず、どこでも行ければ行く覚悟をしなければならなそうですね。実際南の方も興味がありますので、行かせてくれるならどこでも行きたいところではあるんですが。(でも虫があんま好きじゃないから、南は危ないかな?_:(´ཀ`」 ∠):)

            契約書の記事も拝見しました笑 いやあれはひどいですね…。500元高く戻ったとはいえ、それ以前に改ざんとはいったい…。

            本当に何が起きるかわからないので、最悪の事態に備える方向で常に動きたいと思います汗

            今回の国矢眼さんの就職活動は直接願書を出す方法ですか?

            内定が流れる恐れを考えると

            逆に日本にいる私は斡旋業者にどんどん求人票を回してもらって受かったところに行く方法が現実的なのかなぁとお話を伺って思い直しました。

            大学を1つに絞って急に内定が流れたら中国行きの一歩目が踏み出せなさそうなので。

            いつも大変参考になるお話ありがとうございます!

            陰ながら応援しております。

          • 国矢眼 より:

            私の現在の転職活動も主に斡旋業者を通した活動ですね、どうしても直接よりは結果が遅れがちになりますけど、まぁ大学がどれだけ焦っているかが一番重要ですね。単純に直接の求人は少ないので、頼らざるを得ません。
            紹介業者によって、紹介できる大学にも差があるので、複数登録しておいても損はないと思います。私は三つ登録していますがなかなか決まりませんね、本格的にはやはり来年にならないと決まっていかないかもしれませんね。ちょっと焦り始めてはいますが、妥協は最後の最後でいいかなと思っているので、納得のいくところにまずは焦点を絞っています。
            最近、私の大学の他の外国人教師に聞いたのですが、医療保険は全くないらしいですね。数千元かかったり入院したりとかなりの費用を払った人でも学校から少しでもお金が返ってきたという人はゼロのようです。交通事故の保険と、日本へ搬送する費用だけは保険があるという情報ですが、それもよく分かりません。まぁ中国人はみんな保険がないようなものですから、それを聴いてもやっぱりなとしか思いませんでしたけどね。いろんなことがあります、まだまだ先進国ではありませんからね。仕方ないです。保険の話がちょっとでていたようなので、ご参考までに

          • HAL より:

            国矢眼さん

            ご連絡遅れてすみません。いくつか演奏会で動き回っておりました汗

            求人の斡旋業者の件と、追加の保険情報ありがとうございます!!

            私も近いうちに斡旋業者連絡とってみたいと思います。

            そしてやはり保険ないのですね笑

            なんかそんな気はしていました…。

            よく意外医療保険という募集要項には文言があり(意外ではなく医外?ではと観察していたのですが)

            これは医療費の保険ではなくなにか緊急用の保険で、なんとなく通常は使えなそうだなと覚悟していました。

            とはいうものの国矢眼さんに言われるまで、まさか現実になるとは思いませんでしたが笑

            高額の治療費に使えない保険とはいかに笑

            国矢眼さん任地決定されたのですね!

            就職活動本当にお疲れ様です。

            鄂爾多斯…初めて聞きましたが百度地図で見たところ綺麗な街ですね。日本の地方都市と違って中国はどこも大規模で何だか国土の大きさを感じられます。地方なのに8車線道路って一体どういうことなんだ…。という感じです笑

            私ごとですが最近日本へ留学に来ている中国の学生と友だちになりました。

            その方は中国は学歴社会だから日本で修士号を取りたいと言っていたのですが、日本の修士号って一定程度中国で評価されているのですかね…?

            なんとなく中国人は欧米志向が最近強そうなイメージでいたので。

            かくいう私もそれに見習って博士号をいつか取りたいのですが、いかんせん実力と資金が乏しく(-.-;)y-~~~

            中国で教師として働きながら勉強ができたら最高なのですが…。

            北京には現地で働く日本人教師が通える研修センターがあると聞いたことがあり(修士課程で学べる)ますが、他の地域で聞いたこととかってありますか?

            学費の面があるので国立大学でそういうとこがないかなぁ。最近調べています。

            鄂爾多斯でのご活躍勝手ながら期待しております!

            任地に着かれて落ち着いた頃新規記事ぜひ拝見させていただければ嬉しいです。

            どの記事もとても興味深く面白いので、また楽しみにしています!

          • 国矢眼 より:

            どーもお疲れ様です。
            私が赴任するところは正確には寧夏回族自治区の銀川市というところになります。
            オルドスと言う都市もありますけど、この辺り一帯の地方をオルドスといったりもします。大きな地図帳には書かれていると思います。
            さて、保険の件はまぁ中国っちゃそんなもんかという感じですよね。
            大学院の件は実は私も中国で働きながら学べるものはないかなと、色々さがしているホットな話題です。
            数年前には北京で日本語教師の外教のための修士課程があったりしたのは確かの様ですが、現在はないようです。
            私は新しい大学の授業が月に5回しかないということで、近くの重点大学である寧夏大学に秋から語学留学に行って、そのまま修士に行こうかなと思っております。私は都合よくまだ修士を持っていませんからね、ただ日本語教育が先行できないのでそれがどうかなというのがありますね。研究したいものがとりたててあるわけではないですから、強いていえば英語と対外漢語教育ぐらいかもしれません。いまさら絵をやるのもと思いますし、書道とかはいいかなとは思うのですが、やはり日本で行けるのが理想ですが、私も資金と、学力が足りません。
            日本の大学院は、中国人の第一希望だと思いますよ。アメリカより近いですし、日本語科に限らず、すべての学問を日本から参考にしている感じですから、とくに私の畑である芸術は本当に留学生が多いです。

          • HAL より:

            銀川市調べてみました。鄂爾多斯というのは地域的なくくりもあったのですね!勉強になりました。

            以前銀川市の大学求人に出ていたので、名前だけは聞いたことがありました。確か民族大学の求人を見かけたような?

            そして国矢眼さんにアドバイスをいただいた通り、教員募集斡旋業者とコンタクトを取り始めました。

            はじめは斡旋業者というとどんなものだろうと不安でしたので、経験談お聞かせいただいて大変参考になりました。

            ありがとうございました!m(_ _)m

            大学院の件、やはり国矢眼さんもお考えでしたか!学位あるといいですよね。日本語教育は特に博士号とかがあると他の就職先も増えますし…。

            そうか…北京はもう外教用の制度なくなったんですね。いや。残念…。

            耳の痛い話ですが、斡旋業者の方に学位取れないか直接相談したところ難しいと回答もらいました。

            前にも同じような相談を外教志望者から受けたらしいのですが、専任の職にあると学生には基本的になれないと言われてしまいました。

            うーーーん。

            諦められないので、まずは実際に行ってみて国矢眼さんの様に経験を積んでから入学できるか探っていきたいなぁ。といった心境です。

            書道いいですよね!私は字が汚いので、できませんが大学の同級生で書道を専攻していた友だちは個展とか開いてて純粋にカッコ良かったです。

            国矢眼さんもまた違った芸術関係ご活躍期待しております!

            国矢眼さんのように絵が描けると絵カードとか良いのが作れそうですね。

            できないなりに勉強してみようかな。

          • 国矢眼 より:

            そうです、民族大学のレベルの高さというか、付属の私立もないですし、レベルが保障されていることに目がくらんだのが私です。
            給料は殺人的、たぶん5000元というのは今ないですよね、まぁコマ数も10という、これもない数字だったわけですが・・・。
            ずっと大連と上海周辺の求人を受け続けました。一つだけ211の武漢の大学に履歴書を出しましたけど、当然無視されました。。(合計8か所)
            だから自分でも分からないのです、なんでこんな大学に応募してしまったのか・・・・なんで10年前にこんな場所に旅行しているのか。応募したら、全く面接も通話もなく、12時間以内にさいようのメールが入っていました。いちおう日本語学課での厳正なる審査の上の様な文言がありましたが、たぶん私が初めてだったのじゃないかと思います。やぱり手当てがなしの10カ月分の給料で✈往復費だけですからね、待遇の悪さは折り紙つきです。
            でも今は、寧夏大学の語学学院にもぐりこめるチャンスだとプラスに考え始めました。14コマとかだと絶対無理ですけど、10コマとかならそれでも大変でしょうけど、ギリギリなんとかなるかなって思ってます。この学期だけの可能性もありますけどね。でも、14コマになったとしても試してみる価値はあると思っています、とても近いですから。学費も格安ですしね。
            専任でも学生になるのは大丈夫ですよ、たぶん。中国人の先生方がみんな兼任で大学院に行ってますから、現在の大学は先生も行けばッていってくれるので、それは勝手にそういってるだけだと思います。今日本語課は主任も副主任も隣の国立の修士に行ってますからね、ちょうど30代の私大教師は学士卒が多いので。でも、これはうちが緩いだけなのかもしれませんけど。

          • HAL より:

            おおお。民族大学でしたか!

            私もその求人前々から拝見しておりました。民族大学だと学生も真面目で勉強熱心だと聞いたことがあります!

            国立だし、ことさら少数民族出身の学生は家族のため一生懸命だとか。(でも全国から学生が来るから、少数民族出身は割合的には少ないんですかね?)

            レベルの高い大学でいい流れが来るといいですね!

            コマ数も少ないし、たしかに勉強できるかも。語学学院いいですね。ゴクリ。

            そこからツテが得られれば、さらになんでもできるようになりそうな予感がします。

            給料はたしかに殺人的ですが笑

            でも雲南師範大学4,500元というのが今年の春出ていたので、地域の所得が影響しているのかな…。

            国矢眼さんは現地で日本語教授のご経験があるので、スカイプレッスンとかいかがですかね?

            時給千円超えで、日本の学習者にWebカメラ指導的な。

            人気になりそうな気がします!

            (もしかして既にやられてますか?笑 なんだか横からすみません。これは私が現地に行ったらやりたい副業なもので笑)

            私も早く中国に行っていろいろ事情に詳しくなりたいです。

            友だちの中国人も日本で頑張ってるのでぜひ現地に行って学生を応援したいと願ってます。

            私の中国うぃ〜への道はまだまだ遠いですが…。

            学生になれる情報もありがとうございます!

            やっぱり国矢眼さんにお伺いした方が、現場の臨場感あって正確ですね。助かりますm(_ _)m

            検討なさっている語学学院の学費って留学生価格ですか?

            なんか調べてみてもイマイチどの価格が正解なのかが分からず。

            私の就職希望している大学が確か、修士課程で21,000元?だった気がします。

            意外と高いなという感じです。私だけですかね?笑

            都市部を離れると安いかもと聞くので、学位取るなら田舎に行こうかな。といった感じで思いあぐねてました。

            ちょっとご相談なのですが

            パソコンを授業ができるように新調したいなと考えてまして…

            中国のクラス授業って何人くらいでされてますか…?

            少人数授業が多ければタブレットPCにして絵カードの代わりにできないかな?とか検討してたんですが

            どう考えても大きいクラス授業が普通なような…。

            国矢眼さんはどんなパソコンお使いか参考にお聞きしても構いませんか?

          • 国矢眼 より:

            そうですね、タブレットでは厳しいと思います。少なくとも日本語の場合は20人、場合によっては40人の学生の前で授業をしないといけませんので。
            パソコンの場面をスクリーンに映して授業をしている外教もいましたから、パソコンを活用するのはいいことだと思います。でも、必ずしも電子機材が整っているわけではないので、なにも無い環境で黒板で授業できる柔軟性も時に必要かもしれません。私はいまのところ黒板とホワイトボード一本にCDのみで授業をしていますが、やはりそろそろ見直していく時期かもしれません。
            大学院の授業料はちょっとまだ調べてないので分かりませんが、だいたいそれぐらいだと思いますね。学士よりはたかいような気もしますけど、留学生用の語学学校も年間15000元とかでしたので。
            民族大学とはいえ、少数民族の学生はほとんどいないようです、調べた感じでは。全国から来ているようですね、この辺は民族大学の場所によっても違うかもしれませんね、回族ってあんまり進学する印象ないですし、実際は分かりませんが。そもそも回族人口も2割しかいないので、やっぱり少数派です。
            私はまだウェブで日本語を教えられる余裕はないですね、ブログを充実させていこうとは考えていますけど。せっかく珍しい地域に行くので一年間はずっと更新してみようと思っています。

  7. ルマルマ より:

    国矢眼様

    突然のコメント、失礼いたします。

    私は先月から中原にある大学で、日本語教師として働いています。
    国矢眼様のブログやツイッターは日本にいた頃から拝見しておりまして、同じ日本語教師として働く身として、陰ながら応援しつつ、また、大いに参考にさせていただいております。
    実は私は、通信学部の文芸コースではありますが京都造形芸術大学を卒業しておりまして、大学の先輩が中国で奮闘しているのを見て、同業者として非常に心強く感じております。

    私も中国に来てまだ日が浅くわからないことばかりですが、私のメール宛てにご連絡いただければ、こちらの情報をお伝えいたしたく存じます。
    もし、どこかでお会いする機会がございましたら、将棋でも一局指しましょう。

    • 国矢眼 より:

      返信が遅れました。ちょっと今、テスト作成と就職活動が重なってバタバタしていました。
      京都造形ですか!最近では、黒木華さんの活躍で、OBとしてはやっと大学を説明する時に困らなくなって嬉しい限りです。
      ちょっとマイナーな大学なので、なかなか理解してもらえませんから。
      中原の大学ですか、もしかしたら私も転職してその辺りに縁があるかもしれません。いつかお会いできれば、嬉しいですね。