都心のタクシーはいくらぐらい稼げるのか

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求人広告を見て、東京都心のタクシードライバーに興味を持つ方も多いのではないだろうか。

今回は、

タクシー初心者がどれくらい稼げるものなのか

ど素人から3年半タクシードライバーとして働いた私の経験を書いていきたいと思います。

結論から言って月収で35万。年収で400万ぐらいが一般的。

私のようにペーパードライバー、九州から出てきたばかりのような土地勘のない素人でも一年もすればこれぐらいは楽に稼げるようにはなる。

普通にやる気があって、キッチリ休憩3時間外の17時間ぐらいを走り続ければ

月収40万、年収で500万はこえてくるはず、

もちろん出勤はマックス月に13回が必須である。

適度に頑張って、月11回しか出なくても年収400万は稼げる、

私がそうであった。

モチベーション×地理やビルの知識×運=売り上げ

みたいなかんじになってくるが、

最初に選んだ会社も結構重要である。

重要なタクシー会社選び

大手の企業や、法人などで取り扱うタクシーチケットの取り扱いの有無が、ロング客をとれるかどうかに影響してくるのだ。
この辺の話はまた記事にしていこうと思う。

務めていた国際自動車の中でトップの売り上げを記録していた人が身近にいたが、月収で約90万ほどであるという。ここまで売り上げがいいとボーナスも期待できるが、一部の選ばれたもののみが到達できる世界であるので、あまり参考にはならない。

私の最高売り上げを載せておく。

¥101、200である。

10万いったのは一度だけなので、記念に写メしといてよかったです。

  • 羽田・成田の空港行きはゼロ
  • 自腹帰り高速なし(高井戸、羽田降り)
  • 無線もゼロ、未了解ゼロ
  • ズル、不正行為なし
  • 黒ではなく黄色カラー

という奇跡の日でした、万収が2本、国立府中インター磯子インターでしたかね。

磯子の帰りに羽田に寄って仮眠、空港~池袋、降ろして歌舞伎町~高速板橋みたいな流れでした。

約20時間労働なのでこれで2日分、日給が3万円弱×2日といったところかな、あくまでこんな日もあるよってことです。

結論として、都心のタクシードライバーは平均年収ぐらいは稼げます。


タクシードライバーコラム

私はタクシードライバーとして、ペーパードライバーの状態で九州から上京して、国際自動車で二種免許を取らせてもらい、3年半働いた。
厳しい条件付きで10年間頑張れば、独立して個人タクシードライバーとなれるということで、1年目から意識していた。しかし、10年という月日は長く途中で挫折してしまった。最短期間が10年というだけで、事故や違反で期間は伸びていくし、難しい地理試験もあり、独立ありきでの勤務は不可能に感じた。
夜になると銀座にだけ集まってくる違法な白タクは、そんなタクシー業界の独立への厳しさが垣間見れるように思う。時には100台以上ともなるタクシー乗り場に律儀に並び、そんな白タクドライバーを見ていた私は、彼らがなぜリスクを冒してまで稼ごうとするのかが理解できなかった。
今私は危ない橋を渡ることも選択肢に入れていこうと考えるようになった。そもそも需要があるから白タクが存在しているわけで、悪いことをしているわけではない。タクシーより安く帰れるので水商売のお姉さん達にひいきされているのだ。
私は2度とタクシーをやらないつもりけれど、どんな商売をするにしたって違法と合法のスレスレを歩いていくことになるのではないか。いや、そもそも違法と合法なんて明確には分からない、その中で皆試行錯誤していく、人生とはそういうものではないかとも思える。

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