別府の”杉の井ホテル”で、棚田に入ってきた。

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先日、別府温泉の杉の井ホテルに行ってきた

杉の井ホテルというのは、別府では一番有名なホテルであって知らない人はいない。それどころか、全国でも沖縄にあるホテルについで、宿泊施設では2位という売り上げを誇るらしいホテルである。

今回、実家に帰省した際に、両親がバイキングに興味があるというので行ってきた。

部屋はこの通りで、最高の眺めで、たまたま海側になったのもあり運が良かった。

バイキングは雑誌やサイトに比べて期待外れだった。

種類が多いのはいいが、思ったより品数は少なく、特に美味しいものでもないので量を食べることができなかった。私のようなアラサー世代でも厳しかったのだから、両親などはとてもじゃないけど、また行こうとは思わないという感想だろう。
杉の井ホテルの最大のウリは、バイキングではなく、”棚田”と呼ばれる個性的な露天風呂である。たいして調べもせずにいったのだが、想像以上によくて長い時間たのしむことができた。


昼と夜の景色を堪能して、移り変わる景色を楽しんだが、学生や団体客がたえず騒がしくしているので、家族で行くよりも、団体で訪れるほうが楽しめそうである。

泉質は良いらしく、ずっと痛んでいた肩や腕の痛みがすっかり取れてしまったので驚いた。この風呂にはまた入りたいと思う。

魔除けの民芸品”福獅子”

別府のあと、湯布院によって昼食をとったあとに、お土産物屋でおもしろいものを見つけた。

”福獅子”という民芸品で、わずか600円といいう安さである。

なぜこんなものに興味があったかというと、25年ほど前、私がまだ小学校低学年ぐらいのころに、これを買っていて懐かしかったからだ。

帰宅してから、20年以上前の福獅子を押入れから引っぱり出してみると驚いた。なんと、びっくりするくらい姿が変わっていた。まるでトヨタのクラウンの形を思い出させるように、角ばった形からずんぐりとした形に変化しているのだ。

      並べてみるとこんな感じで、左が25年まえのものである。そこでネットで調べてみると、もともとは木製であって、その面影が25年前の形に残っているということのようだ。角ばった形のほうが加工しやすいというのもあるかもしれない。しかし、微妙に形が変化し続けており、左のタイプのような形はネットでもなかなか珍しいようだ。

もっと古い木製時代の画像もあった。

これは、さすがに宇宙人のようだ、でも欲しいな~どっかに売ってないだろうか。別府の豊泉堂というところで造られているそうだが、儲けはあるのだろうか、作ることが祈りであるのだろうか。東京に連れてきた新しい福獅子をみて、今日も私は元気をもらっている

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