”「好きなこと」だけして生きていく。”【心屋仁之助】を読んで

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「好きなこと」だけして生きていく

私は自己啓発本が好きだ、

好きだったといったほうがいいかもしれない。

かつては本棚が、自己啓発本ばかりということがあったが、

現在は年に一冊買うかどうか、人並みになってしまった。

保有している本も減ってしまった、

断捨離をするときに、特に書籍を減らしたので

いまは本棚を見渡して、一冊だけだ。

その一冊が、

心屋仁之助さんの「好きなこと」だけして生きていくだ。

この本との出会い

この本との出会いは、都心でタクシードライバーをしていたとき

三鷹市、新川のコンビニで出会った。

さすがに仕事中に書籍を買うことは稀であったので、

出会う度に立ち読みをした。

練馬のコンビニで立ち読みしたのも覚えている。

ついに買おうと思ったときには

もうなかなか出会えないず、結局、Amazonで購入した。

少し引用してみる

人の価値に差なんてありません。

だってつきつめれば、人はみな素粒子でできているんですから。

僕も、あなたも、あの人も、みな小さな素粒子の粒がぎゅっと集まって、人の形になっているだけ。

目の前にある本やテーブルや壁だって、みな素粒子が集まってできている塊です。空気も同じ。

素粒子はみな同じだから、僕にもし価値があるなら、あなたも、あの人も、本や、テーブルも価値があります。

あなたに価値がないなら、僕にも、あの人にも、本にも、テーブルにもお金にも愛する人にも価値はありません。

みんな同じ素粒子なんですよ。

かなり序盤の文章であるが、けっこう影響を受けた。

私の思想に近いものも感じる。

人はなにもしなくても価値があること示した後、

好きなことをする大切さや価値が説かれていく。

影響されてタクシー会社を辞める

今考えるとこの本の影響もあったように思うが、

私は好きなことをするために会社を辞めた。

好きなところ、行きたいところにいくためにというか、

住むためだといったほうがいいかもしれない。

やりたいことは明確ではなかったが、

ベトナムに住みたいと思っていた。

また人生最後にやりたいことは明確なので

そのために必要な英語を学ぶために、フィリピンかフィジーの語学留学も検討していた。

株での損失でやむを得ず、いろんなことを断念する

その後、下見にハノイ旅行に出るまでは良かったが、

株式トレードで年末年始に150万円ほど失い、節約生活に入る。

結局株で、いろいろなことを諦めて、車を手放し、安い部屋に引っ越すことで延命をはかっているのが現状だ。

しかし、株は自分の好きなことではなかったと思う、

多分これでよかったのだ。

自分の「好きなこと」ってなんだろうか

あまりにも好きじゃないこと、生活に必要なことをやり続けたせいで、子供のころのように好きなことが分からなくなった。

生産性をすぐに考えてしまい、生産性が低いこと、ないことには時間をとることができない。

私をよく知る人に、そのことが私の人生を閉じ込めていると指摘されているが、たぶんそうなのだろう。

未来のために好きなことを我慢しても、未来にそれが手に入るとは限りません。

でも今好きなことをすれば、未来も好きなことが手に入る可能性があります。

その可能性を信じられるかどうかです。

という文章もある。

確かにその通りである、

株によって、私が我慢してタクシードライバーとして労働した時間は無駄になったのだ。

本当に嫌なことをやっているので、

勉強や社会勉強になっていたとしても意味がない。

お金のためにやったことは、お金が無くなれば無駄に終わるだろう。

好きなことって難しい

「好きなこと」は今の自分には難しい。

ブログも好きではないし、ほかの仕事よりはましというだけの気がする。

しかし、この道は、好きとつながってはいる。

なんとか歩んで、来年につなげられればいいと思う。

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