暗号資産投資の損失から退場5日目。~耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ日記~

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※この日記は暗号資産投資で短期間に300万を失い、意気消沈している作者が、それでも前を向いて生きようとする日記である。作者が書くことでそれが生きる希望となり、また投資退場者がいかにして日常を取り戻していけるか、その一助となれば幸いである。

5日目

自分には到底受け入れられない損失を前に、Yahoo知恵袋など、いろいろな掲示板で同じような境遇の人を探し、その人たちが求めるアドバイスを読んだりしていた。

世の中上には上がいて、1000万や2000万以上飛ばした人も普通にいて、中にはcisさんと言う人の様に、900円近くを相場で失ったあと、200億円以上を築いて有名人になっているような人もいた。

やはり、投資の相談版には、投資家がアドバイスをしているケースが多い。

お前は単なるギャンブラーだ、などと切り捨てる人は少なく、ここで辞めない方がいいなどの前向きな意見が多いのが意外だった。

そんなネットのアドバイスにも後押しされ、私は残った40数万円で、もう一勝負しようと考え始めた。

中長期は握力がないと認識した私はもう一度短期トレードへの夢をみた。そして、デモトレードなどを触ってみたりした。(これなら無料で練習できる)

楽しかった。

退場しないのならまだ可能性がある。そう思ったからだ。

しかし3日間の検証の末、自分が作ったシステムは通用しないことがわかった。

また、これから数十数百時間と研究できる情熱や才能がないことも分かっていた。

退場だな。そう思った。

しかし、デイトレをやろうとして、初めて少し勉強に触れることができた。

甘い話である、これを損する前にやらなければいけなかったのだ。投資の心理学も知り、いろいろな注文方法も身に付けた。

認知バイアス

特に、認知バイアスという、自分の思い込みによって冷静な判断ができなくなるという心理学用語はとても勉強になり、今後の人生で数十万かそれ以上の価値になりそうな知識だった。

認知バイアス、それによって私の人生は失敗することが多かった。

今振り返ると、本当にそう感じるのだ。

思い込みによる失敗。今回の場合は暗号資産KASの指標に踊らされ、今が千載一遇のチャンスだという認識を疑うことできなかった。

相場とは、冷静に値動きだけをみて情報に踊らされないことが短期でも長期でも必要だそうだ。

このブログで書きたいことも少しずつなくなってきた。

おそらく、ここのおかげで異常なスピードで損失を受け入れ始めているんだとは思う。

しかし、まだ毎分までとはいかずとも、毎時間、毎30分、毎10分ごとには思い出す。

授業をしていても思い出してしまう。

わすかに残った暗号資産は、ビットコインでも買って持っておくかもしれない。

40万ではどうしようもない。ビットコインならレバレッジをかけてもいいかもしれない。

3倍程度かけてもっているかもしれないが、まだ具体的には分からない。

これからバブルになり、ビットコインは3000万円ちかくまで上昇するだろう。

他の小型コインは10倍以上いくものも多いだろう。

生涯で最大のチャンスを逃してしまった。

自分の欲と認知バイアスのせいで。

まだ受け入れられないが、到底受け入れることができない失敗ではあるが、なんとか前を向いて生きなければ。

たぶん、自分の事だ。おそらくだが、今は自信がもてないが、3年後、5年後、この損失があってよかったと思える人生を歩んでいるはずである。

クソみたいな人生、うぃ~の人生、いつも負けてばかりの人生だが、私はなんとなくそう思える。そうでなければ、瞑想を毎日続けることなんてできない。

瞑想を途中で辞めて、精神を病んだことを無価値にしていたはずだ。

だから今はどうしようもない絶望に沈んではいるが、私はなにがしか見つけて必ず再起して見せる。

今はそれがなんのか見当もつかないが、必ず見つけてみせる。

今は後悔の渦の中でそう考えている。

続く

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