満州戦争遺構の旅
第4日目:虎頭要塞激戦地
8月8日
第4目は移動や次の日程や手配を気にしながらも、本格的に虎頭要塞の激戦地跡をせめる。
試製四十一糎榴弾砲
この地図でいうと、第二次世界大戦終結地記念園があるあたりに、どうやら巨砲陣地遺構などが残っているようだ。
試製四十一糎榴弾砲(しせいよんじゅういちせんちりゅうだんほう)は最大射程50kmを誇る旧日本陸軍最大の要塞砲であり、これが最大の見どころだ。
第二次世界大戦終結地記念公園へ
まずは、中国にとって日本に勝利して敵対国を追い出したことのなる記念すべき土地、第二次世界大戦終結の地へにある公園に向かう。
商店街も通り抜けてひたすら歩く。
この時点でもまだ確証はない、本当に徒歩で行けるのか?でもいわゆる観光タクシーなどは街には見かけなかった。
後で分かったことだけど、この公園はサファリパークにように車で回る仕様になっており、そもそもここに車以外で観光に来る中国人もいないだと分かった。
やっと案内が見えた。
まずは第二次世界大戦終結地の記念塔。
巨大要塞砲跡
中国人が車で回る中、執念の説明でなんとかチケットを購入し、これまた執念で巨砲跡を見つける。
実物はけっこう良かったです。
虎頭要塞の戦い最激戦地へ
ネット情報から虎頭要塞の戦いの最激戦地だったであろうと思われる場所も、できる限り徒歩で回りました。
玉砕覚悟で守備した旧日本軍、逃れた来た付近の邦人。
これまた死を覚悟して突入したソ連軍と、多くの血が流され、最終的に日本軍は玉砕となって中国での日本軍の大規模交戦は終わりました。合掌。