できればもう、仕事をばっくれることがないように
皆さんこんにちは、ばっくれマスターの国矢眼です。
今まで数々の職場を渡り歩き、期間工の寮をぬけだすなどの経験をもっている私だが、今度の職場は海外にあるということで、ばっくれなんかしたらなにが起きるか分からない。
なんせ相手は中国共産党でありタイーホされてしまうかもしれないし、勤務する吉林○○大学は吉林省にあるので、ロシアと北朝鮮と国境を接しており、バックレたところで無事に日本に帰れるかは分からない。
世界有数のヤベー場所 pic.twitter.com/jjhbrWKmiG
— HAL@W650所有者 (@HAL9152) 2017年11月27日
そして私ももう来年には35歳にもなるわけだし、そろそろきちんとお役目をまっとうできればと思っているのだが、正直言って途中解約のペナルティーである、最大で給料の10か月分の違約金ということがひっかかっているだけである。
ということで、できることなら無事に一年間の契約を終えたいと思っているし、いかにすればばっくれずに済むかという考察は、今後の社畜人生においても役に立つのではないかと考えた。
なにより当ブログ「風の谷の無職」においては、このバックレ記事が最も読まれている注目記事(それでもpvは少ない)であり、考察に値しないわけがないとも思う。
ばっくれ予防マニュアル |
私の仕事ばっくれ歴とスタイルについて
完全ばっくれ
日野自動車期間工では、ばっくれた後になにも連絡も接触もしないという完全バックレスタイルであり、いわゆるばっくれ完全体となった。
このバックレスタイルができるかどうかは、雇用側のさじ加減で簡単に変わるが、とくに総務や人事部などの裁量にかかっていることが大きい。
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中途バックレ
中途バックレスタイルとは、仕事をドタキャンして寮などから逃げるものの、後から清算や手続きなどには行くという、大変情けないバックレスタイルである。
私がはじめてばっくれを決行した本田期間工がこれにあたる。
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一週間退社
これはいわゆるバックレの後の副作用として現れることが多く、身体が労働に対する強い拒否反応を示して、働きはじめるもののすぐに辞めてしまうケースのことで、大きくこのケースをばっくれとくくる者もいる。
場合によっては、短期退社を繰り返すことで、本格的な鬱や社会不安を引き起す引き金となるだけに注意すべき症状である。
私の経歴で言うと、村田製作所の期間工~松尾製菓あたりがこれに該当する。
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ばっくれ予防マニュアル
職場・仕事の選択編
私の経験ではばっくれてしまう職場にはそれなりの特徴があり、求人の段階でさけたほうが無難というものも、ある程度はあると思っている。
もちろん予想が外れることもあるが、ばっくれ発生確率をさげることはできるはずだ。ここではどのような職場を避けるべきなのかを考えてみたい。
研修はあるか
研修の有無がばっくれ率に大きくかかわっているのは、経験からハッキリと見えてきている。
きつい仕事でも段階的にやらせてもらえることで、なんとか仕事を我慢して続けることができるのだ。
なお、新しく求人が出たらすぐに応募して働く方が、新人や同僚の数も多く、組織的な研修も受けやすいため、その流れに乗れるかどうかが重要となる。逆にそのタイミングを逃して、一人だけ欠員で補てん(大抵きつい部署だ)されたりすると、自分だけ仕事に慣れていないので地獄になる可能性がある。
正規社員との関係
もし自分が期間工のような非正規社員の場合は、正社員との関係性についても考えておいた方が良いだろう。
例えばトヨタグループなどの厳しい職場では、仕事をしないで文句ばかり言う社員は淘汰されていないが、本田などでは大きな顔をして揚々と生き残っているので、変な社員の間に期間工を送り込んで緩衝材とするようなところがある。
仕事は最低限しかやらないくせにやたらと口が多く、権利を主張するのでハッキリ言っていないほうがマシな正社員がたくさんいるのだ。なので自分が緩衝材のような役割がどうしても嫌ならば、あらかじめトヨタグループのような厳しい職場を選べば、逆に尊敬できない社員を探す方が難しいほどである(ただし仕事量は多い)。
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個人対策編
ストレスコントロール
ストレス発散が大事なのは言うまでもないことだが、忙しくなって余裕がなくなってくるとなかなか難しい。
NHKの平日お昼にやっている午後生という番組で、面白い企画をやっていたのでここで紹介したいと思う。それはストレスを見える化していくというもので、番組では天秤にコインを載せて快とストレスのバランスをとっていき、それがあふれる前に対処すると良いということだった。これなら気軽に取り組めるし、自分もいつかやってみようと思っている。
瞑想
瞑想は著名な経営者なども取り入れていることで知られているが、ストレスにはかなりの効力を発揮すると思っている。私の実感としては、勤務前に行うのが一番いいような気がする。心を無にすることによって、仕事に行きたくないという朝のイライラを忘れることができるのはとても大きく、心を整えて一日をスタートできる。
足裏もみほぐし
足裏もみほぐしというのは東洋に伝わる民間医療の部類の施術だが非常に効果があるように感じた。しかし一度始めるとひざ上までの揉みほぐしを行わなければならず、時間がかかりすぎてしまう。
ニートで労働しなくても良い人にはお勧めだが、サラリーマンが毎日行うのは無理があるが、本当に効果があがるので興味があれば一度試していただきたい。特に意外なのが肉体よりも精神に作用するところがあって、鬱などには非常に有効であると思われる。
趣味をもつ
月並みだがこれも非常に効果がある。
強烈に心が追い詰められたばっくれ寸前の精神を慰めることはできないだろう、しかし適切な余暇を過ごすことによって、そこまで自分や周囲に追い詰められる可能性が下げられるのではないかと思われる。
お金を貯めこまない
趣味の項にもつながってくるのだが、お金を貯めすぎることが目的になってしまうと適切な余暇が過ごしにくくなるため、どうしてもストイックな生活になりがちであり、非ばっくれ対策としては推奨できない。
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それでもバックレたい時
色々やってみたけどダメだ、どうしてもバックレたい・・・・
人間だもの、そのような時もある。
経験者から言わせてもらうと、そういう時はどうか思い切ってばっくれればいいと思う、そうすれば少なくとも首を吊るようなことにはならないからだ。
もちろん責任は持てないが、私の場合は誰にもその後怒られるようなこともなかったし、制裁を受けることもなかった。
これは運が良かったのかもしれないが、やはり印象の悪い辞め方をすると次はありえないし、狭い世界の中で逃げ回らないといけないので、選択肢は格段に狭くなる。
この自分が生きる職業世界の狭さは、ばっくれる前にはわからなかったことだし、そういう点であとからしっかりと借りは返さないといけないようになっているのだ。
寒すぎてバックレる未来しか見えない。まぁいいや。
— マスヲ@はてなブログ (@move_wife) 2017年11月28日
まとめ
次回の仕事は海外での特殊な環境であるから、やはり現実的にバックレは不可能だし、中国共産党に雇われる身でそれはあり得ない選択肢である。
なのでなんとしても1年を全うしないといけないし、できればこのマニュアルを使わずに済むほどに教師に向いており、その可能性を夢見てチャイナに行くしかない。
それではまた、謝謝。
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