私は中国人(チョンコウレン)になりたい。。

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昨日は、日本人会に参加しました。

大元の一流国立大学には留学生や教授、日本語教師などが5人いてその食事会に誘われました。

このブログもけっこう検索される機会も増えてきたので、あまりストレートなことは書けないけど、居心地が良くなかったです。。まぁ生徒や関係者は100人は超えるので、このブログにたどり着いた人もいるでしょうし、その影響力や拡散力では全員に広まるかもしれません。まぁ人名や写真には気を付けているので、バレたらバレた時ですが・・・

私は日本には合わない

いかにも日本人的な飲み会と言うか、日本語が思いっきり使えて楽しいなんて少しも思わなかった、ただただ空気が嫌だった。説明できないけど、中国人以外の人が持つ空気が嫌だ。

そう、もう説明のしようがないんですが、自分は中国人が好きだ。。子供とかオッサンとか、美人とかそうじゃないとか関係ない・・・とにかく中国人が好きだ、中国人になりたかった。。。

中国の国も文化も政治も良く知らない、あまり興味もない。。しかしもう理屈抜きに中国人が好きなんですよ、だから私は中国人と接しているだけで今は幸せです。それはもう理由がないことです。韓国人やベトナム人ではダメなんです、、中国人じゃないと。

一度訪れた時から、全ては始まっていた

10年前に初めて中国を訪れた時、これはなんだ?なんかえらい楽しいな~とは感じていたのですが、直感が鈍くなっていた私は中国に住むまで10年の月日を用してしまった。

それが、遅かったのか、妥当なのかはわからないけど、満を持して中国が私を呼んだというタイミングだったのでしょう。。中国行きも、ベトナム就職に挫折して流れた結果ですから。。。

自分は不器用で、自分のことがなかなか良くわからないから、期間工に何度も行ってバックレたり、東京でタクシーに乗ったり、なにより金さえ手に入ればいいと思って、金がすべてだと思って株に手を出して失敗し、ますます幸せは遠のいていきました。

西原理恵子さんがエッセイで書いていた

「広い世界、自分一人が心地いいと思えるところぐらい絶対にある。今そうじゃないなら、どんどん逃げて逃げて逃げ続ければ、必ず見つかる。」

とそう書いていたんです。自分はなんとなくその言葉が引っかかっていて、色々逃げ続けたんですが、やっぱり無かった。見つけられなかった。。

だから最終的に

  • タイでの上座部仏教の出家
  • 自殺(これは出家を見つけて消えた)

という究極の選択を目指していきました。中国行はどちらかというと、出家という最大の目的を見つけた自分にとっては、怖いものがなくなったのでできたことだと思います。。なにが失敗しても、一文無しになっても、タイにたどり着いて国際僧院に出家すればいい、そうすれば自分を高めていくというやりたいことが一生できる、そう考えていました。。

私が日本を捨てたのではない、私が日本に捨てられたのだ

私が日本で感じた様々な苦しみうぃ~は、たまにこちらにいて目にする富士山や桜を、どこか嘘っぽく見せるには十分な効力を発揮しているように思う。

私は偏った人間だと思う。日本に適応できずにボロボロになりながらも、己だけを信じて、周囲に弱さをまき散らしながら、それでも己の挑戦を続けました。。いつも荒野に立つ私一人、多く頼れるものは何もない、私を支えているものは私だった。人生は旅です、たまに連れで行く時もある、そして様々な人に出会い導かれながらも、やはり節目では自分個の力が重要になります。。

雨の日も風の日も、そしてただ一人それを34年見てきた自分は、自分の弱さも、自分の強さも誰よりも理解して、自分を信頼しています。。私なら一人でも大丈夫、異国でも大丈夫、そう思えるのです。

そんなこといって、すぐにバックレるかもしれない。。しかしそれでもまた、私は自分の成長のための一歩を踏み出すと思いますうぃ~。教祖にとって、人生は修行、それはつらく厳しいもの、しかしそれもまたうぃ~道、それもまた良し悪し。

望郷の歌

塵埃に 虹を見つける 母国にて 見出す力 それも叶わず

国矢眼介

ばっくれメーター 223

毎日/授業の準備とプレッシャー。-5

毎日/3年生問題発生。⁻10

日本人会、なじめず。自分を責める。-15

朝、お粥を一人で屋台で買えるようになる。+10

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コメント

  1. とし より:

    居心地がいいというのはとても大事なことだと思います。
    これといった理由はないけど、何となくそう思うのは理屈では説明出来ない何かがあるのでしょう。

    日本人会での居心地の悪さ、詳しい状況はわかりませんが、何となくわかる気がします。日本人って自分も含め警戒心が強いというか、互いに打ち解けるのにそこそこパワーが要る気がします。

    全ての中国人がそうではないかもしれませんが、全体的におおらかというか、楽観的というか、打ち解け易い印象はありますね。

    • 国矢眼 より:

      としさん、毎度ありがとうございます。
      今の大学の授業でも、事務的なこと以外は全くノータッチというのが、私にとってはとても居心地がいいです。。私にとっては、中国人と他の国の人では、身にまとっている空気が全く違うように感じてしまいます。そして自分の理屈抜きの好意が伝わって、中国人も親切にしてくれるのかもしれません。これは、ありがたいことなのかもしれません。観光だけで、住むとこんな幻想は消えると思っていたのですが、自分は本当に中国の水が合うようです。