極寒の黒竜江省で、テレビがなくてもなにかを悟る日本人

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いまだにテレビがない、リモコンが壊れているとかで、今日も大家が来たがなんの進展もなかった。

「テレビは問題がない」

それはもう正直聞き飽きました。

部屋が暗い。

部屋が暗い、 そして、街が、季節が暗い。 そして、有り余る極寒。 その中で、なんとなく考えたことです。 ...

音がない。

同僚がみんな、辞めたいと言っている。

なぜか、私もその話をきいてリアルに涙を流す。

ここは黒竜江省の辺境。

1人きり、何の楽しみもない。

絶望です。

絶望うぃ~です。

私はだんだん無から有を生み出す能力を見出しつつありような気がします。

それは、強力な想像力とでも呼べるかもしれません。

それは、毎日いやいや続けていた瞑想がそうさせたのか?

はたまた長期の隔離で頭がおかしくなったのか?

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しかし、確実に言えることは、私は年をとったということでしょう。

そして、人間は何度失敗しても、後悔してもいい。

全てが輝いているんだよということを、関係ある人に伝えたいと思っています。

私は、今の闇の中にいる自分も肯定したい。

そして、自分のために、うぃ~すらも肯定するために生きていきたいと思います。

漠然とした幸福感が私を満たしているような気がします。

それは、私が内に作り出した妄想なのかもしれません。

この妄想は、想像力が生み出します。

異国で生活するには、この力が不可欠のような気がするのです。

寂しさは誰も隠せない、

寂しいと言ってもいい。

でも、それだけでは終わらない。想像力があれば。

ただ、太陽が輝いているだけで、それに感動することができる。

その元に集う生命の力を感じることができる。

いつもの道でも、同じではない。

人がただ挨拶をしてくれただけで、それがありがたいと思える。

私には、確かになんの楽しみもない、仕事のストレスも少なくない。

忙しいし、時間もない。

しかし、異国の中での小さな変化に気付くことができれば、特別な楽しみは必要ないのかもしれません。

空はとて澄み渡り、暖かい人がアクセントを加えます。。

それは、とても感動的です。

暗く寒い孤独の中で、私の想像力が輝やきを放ち始めている、私にはそんな風に思えるのです。

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コメント

  1. 匿名 より:

    そういうときはラジオがおすすめですよ

    • 国矢眼 より:

      たしかにですね!
      ラジオは知人の家に預けているので、もうすぐ届きます。
      コメントありがとうございます<(_ _)>