赤ら顔は皮膚の病気です。
「健康な皮膚はなにも異常がありません。ほら、ちょうどあなたの手の甲のような皮膚です」
と今のかかりつけ医に言われてから目が覚めました。
赤ら顔だけではありません。かゆみ 、ほてりなどの明確な異常だけではなく、テカテカした脂性肌や乾燥した肌も病気の可能性があります。
顔の皮膚はトラブルが出やすい
たしかに顔の皮膚はトラブルが出やすいです。
私の赤ら顔の原因は脂漏性皮膚炎という病気でした。
赤み以外にも痒みや火照りがあるので納得できました。
顔の皮膚が特に仕事上のストレスが出やすいようで、私の様に30代男性が仕事でストレスを感じた時に、顔から必要以上に脂が出て、脂漏性皮膚炎を発症する例も多いそうです。
もっとも私は大学1年生の頃から、すでにこのような症状があるわけですが。
赤ら顔の原因を知る
医者の意見を参考にすれば、なんらかの病気の初期症状が原因で赤ら顔になったと考えた方が自然だと思います。
特に乾燥、痒み、赤味、脂性肌、ニキビなどが見られる場合は、高い確率で病気だと思いますので、すぐに対策をした方が慢性化を避けられると思います。
まずは他人ではなく自分の健康な皮膚と比べてみることです。
担当の皮膚科医の先生がおっしゃったように、手のひらの甲などは異常がある人をあまり見たことがありませんから。顔の皮膚と比べてみると分かりやすいと思います。
顔面性難治紅斑の種類
- アトピー性皮膚炎
- 接触性皮膚炎
- ステロイド副作用
- 光過敏
- 内臓疾患(SLE)
- 真菌(シックハウス)
- 肉芽腫様
- 脂漏性皮膚炎
- 酒さ
- 他皮膚科疾患
顔面における慢性の皮膚疾患は以上の10種に分類されるということです。
上記のように、慢性化する顔が赤くなる病気だけでもかなりの種類があります。
この中のほとんどで赤ら顔の症状が出る可能性があると思いますので、まずは自分の病気の原因を知ることが重要です。
信頼できる医者を探す
私が最初に行った京都の皮膚科では、詳しい説明もないままにマイザー軟膏など副作用の強いステロイド外用薬を処方して終わりという診察でした。
だから、皮膚科選びが本当に大事だと思います。
私の場合は近所の名医と評判のアレルギー科に行っているぐらいですから、評判がよければそのような選択肢もありだと思います。
アレルギー科医といっても、処方の際の説明や治療への熱意はものすごいものを感じます。
話はとても長いですし、自作の資料を使って説明しながらコピーも持たせてくれます。
色々な原因を提示しながら、まずはこれを治療していきますといった感じで治療が進みますので安心感があります。
皮膚科医には知識も大事でしょうが、まずは情熱が大事だと思います。患者を治す強い気持ちがなければ、処方や診察や研究の精度はなかなか上がっていかないと思います。
赤ら顔治療は近所の皮膚科に行ってはダメ
絶対に家が近いからという理由だけで、リサーチもせずに皮膚科へ行くことはお勧めしません。
まず満足な治療が受けられないと思います。
赤ら顔、酒さ、脂漏性皮膚炎などの慢性化する顔の病気はあまいものではありません、人生が一気に崩れかねないような病気です。
この病気に向き合ってくれている真剣な皮膚科医に見せる必要があります。
赤ら顔治療に特化した皮膚科を探す
まずは両親や友人に有名な皮膚科医をきいてみることです。
それから、ネットで情報を調べることも有効です。もし土地勘がない場所であれば、ネットを駆使してリサーチをして、赤ら顔治療に特化した病院に行きましょう。
赤ら顔は病気
赤ら顔に痒みやほてり、ニキビができやすいなどの症状はありませんか?
一度自分の赤ら顔の原因を考えてみることをお勧めします。
そして、もし手の甲と皮膚と著しくかけ離れているなら、信頼できる病院へ行くことを検討してみてください。