穏やかな無職の日々が続いています。
日本語講師の職業訓練という目標を持って、日々の苦しみはかなり柔らいでいます。
最も選考試験は10倍はあろうかという高倍率で、普通に考えたらなかなか難しいのではないかというのが現実的なところですが、それでも一つの道があるということだけで落ち着いているのでしょう。
それだけに少し心が安定しており、自分自身もう力のある絵が少し描けなくなっている実感があります、このあたりはとても微妙なところなのですが、本物から遠ざかっている気がしている、わずかな変化です。
最も力のある時☟
無職の日々
去年、都心のタクシードライバーを辞めたのが10月半ば、その後すぐに日野期間工をばっくれたのであと二月で無職一周年となりますが、これは私自身の無職最長記録でもあります。まさかアルバイトもせずに一年を過ごすとは思ってもいませんでした。
あれだけ株で損失を出しながらも、資産的にはまだ無職で過ごせるだけの余裕があるというのは、八王子引越&食費抑制が好を奏したのだと思います。
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過去の最長期間
今までの無職最年長期間は、2007年の10カ月までさかのぼります。
といってもまだ社会人1~2年目の時期でまとまった貯金もなく、10カ月中で職業訓練も含めて80万円ほどの手当てを貰っていたと思うので、実質なにもしていなかったのは長く見ても5カ月ぐらいだと思います。
そう考えるとこの11カ月という無職期間は本当に長くて、
- 社会復帰できなくなっている
- 実はもう深刻な病気
などの可能性は否定できず、今では妄想が膨らんでアルバイトをするのも難しいのが現状だと思います。
しかし、高卒から家をでて大学を出してもらい、この経歴でも援助なしでやってきた自分なので、なんとかやっていけるノウハウと蓄積もまた簡単には揺るがないでしょうから、その部分で今は闘っているということでしょうか。
自分と向き合った一年でした
これだけ自分と向き合うという作業をしたのも人生で初めてです。図らずも、スカイプ面接で指摘されたこと(☟記事)が、自然とできていたのかもしれません。
自己を見つめる中で、そして情報を出し続ける中で、いかに自分がダメで、マイナス思考で、生きることに悲観しているのか、まざまざと見せつけられていくことになりました。
本来の自分
書き続ける
↓
書けない
↓
それでも書く
↓
書くことがない
↓
それでも書く
という作業を継続していると、嫌でも自分本来の姿が見えてきます、どこか変な価値観やロクでもない特異な性質を備えた自分というのが、絵や文章ににじんでくるのです。
最初はそれを隠すことに必死でしたが、毎日の作業で全てを隠すことはできません、一度決壊すればあとはダダ漏れ状態で自分が出ていきました。
自分らしいうぃ~になる。
自分みたいな人間が、なにものかになろうとしたということ自体が滑稽で、愚かなことであったと今では思います。
ダメな人間ならダメな人間らしく、人様に迷惑をかけながら生きればいいんです。
- 普通になろう
- 合わせよう
とかじゃなくて、逆にうぃ~としていかに人に迷惑をかけていくのか、そんなベクトルで生きていく方が良い方向にいくじゃないかということに気付いたんです。
ヴィ~!!ヴィ~!!!!
確かに自分は色々なことに努力はしてきました。
しかしもともとの性質がおかしいんだから、変なことが気になったり考えたりしてしまうんだから、目指すべきところは普通になることじゃない、普通になることではもともと普通の人には勝てないと気づいたんです。
だからもっとおかしなことをやって人に迷惑をかけたり、驚かせたり、まごつかせたり、そういう生き方が必要で、それしかできないんじゃないかと・・・そんなことを考える無職の日々です。
コメント
こんばんは。
私も今月で失業保険の受給が切れ完全無職・無収入になります。
社会復帰が怖くなってきていますが、なんとか会社に応募して、生き続けるために前に進もうとしています。社会不安障害で生きにくい世の中ですが、生き続けるために働くしかありませんよね。
風の谷さんは、新たな目標が出来たとのことで穏やかな日々が訪れてるのですね。人間は目標をもつと生きる力になりますね。
人間は不思議なもので、無職期間の苦しい日々が、働きだすことによって、精神的な安定をもたらせてくれますよね。仕事でもまた違うストレスがありますが収入がある分、心に余裕がある気がします。
それと、自分の性格も周りと比べるのではなく「個性」だと、受け入れて生きていくほうが気が楽な気がします。むしろ「普通」ではない人が、この世の中では成功している人が多いのかなと思っています。
風の谷さんのブログを読み、私も頑張って生き続けようと思いました。
※こちらのコメントに返信はいりませんので、気になさらないでください。
一人でもブログが役立っている方がいるのなら幸いです、コメントありがとうございました。
お互いなんとか生きていけることを願います!