うぃ~教、教典
第一章、その1
うぃ~という趣向
原本
うぃ~それかわいいものなり。
うぃ~それ気持ち悪いものなり。
うぃ~それ気持ち悪く、なほかわいいものなり。
うぃ~それ、怖いものなり。
うぃ~はよく恐れられ、よく敬われ、よく親しまれる。
また貧しいものなり。
しかし、これ忘れてはならぬ、うぃ~これ変なものなり。
うぃ~これ、あらゆるところに存在する。
しかしうぃ~に気づくものまれなり、うぃ~これ性別に関係なく生ず。
老若男女に関係なく生じ、かつ基本は感受能力によるものである。
うぃ~これなにものにも宿り、かつ醸し出されるものである。
うぃ~を認識する者まれなり、認識するものいてもその能力は微なり。
したがってうぃ~を認識せずに醸すもの、これうぃ~強しと判断す。
しかし、うぃ~ならざるものまた、これうぃ~を含む、また翻ってうぃ~を強く醸すものもあり。
まだ浅きところでうぃ~これ宇宙を掌握せんということもできる。
うぃ~これ女性的であることも多く、また貧しきところによく咲くことあり。
うぃ~を望むもの、これ交わること少なし、そもそもうぃ~これ陽に明るみにするものまれなりて、うぃ~をひそかに楽しむ。
うぃ~世界に影響せんと見えても、これ小さき要素ではない。
うぃ~相反する要素を持つ、貧にしてこれ富む。
うぃ~大地の陰陽とともにわずかに生ずる、これまた少なきものに繋がれて現在に生ず。
力強く発展する物陰にかくれても、うぃ~その全てに生じ、水の様に巡る。
うぃ~は大河の一滴にすぎぬ、しかしこれ全宇宙の理なり。