悲しみがタッチしてククと笑う
何もない昼下がりに 迷っているもの
どこにいこうか 結局私のところに戻ってきた
戻ってきた 自然を求めて
清流のある場所へ 足早い魚が泳いでいくように
すべては高貴なきものをガードしなければ
私に与えたまえば あるいは防げたかもしれぬ
なにゆえ私に与えたもうた あの土香る環境を
ああ今汝 常にまといしその湿り気とともに
伝え聞いてはおらぬか いずこへか行かん
もし 私に伝え聞く運命あれば いづれか違う道を選ばん
それ希求さえすれば願いかなおうか
否 されど我一人歩むことあれど 肩を並べることなし