ベトナム(ハノイ、ホーチミン)の最低賃金についてのメモ。

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ベトナムの最低賃金について

ベトナムうぃ~に興味があり、それを目指さんともする私クニヤメがベトナムの最低賃金を調べておこうと思った。

ベトナムの通貨”ドン”

ベトナムの通貨はドン、ベトナムは日本や韓国と同じ中国からの影響が強く、ドンの由来はフランスに支配する前まで使用されていた漢字表記、銅からきている。

おおよそ1円=200ドン

日本円とベトナムドンの為替レートの計算は、簡単な方ではなくてなれるまではまあまあ大変だ、一万ドンは日本からすれば大金に見えるが実は約500円だ。100万ドンは5千円である。

ベトナムでうぃ~を抜け出せるか?

私がベトナムに就職すれば、ベトナムではうぃ~を抜け出せるのか。それはレートというより日本人ブランドを振りかざした現地物価とのせめぎ合いである、日本では完全低所得者の私がどんな立場になるのだろう。

ベトナムの最低賃金

ベトナムの最低賃金は日本の都道府県ほどの区分けはされていないものの、最大都市のホーチミン(旧サイゴン)と首都ハノイを筆頭として4クラスに分けられていて、もちろん首都とホーチミンが頂点となっている。

私がベトナムで就職するとしたらほぼ8割方ハノイホーチミンであると思うので、筆頭のクラスを調べてみた。

ハノイ(ホーチミン)の最低賃金

名著『金なし、コネなし、ベトナム暮らし!~ゼロからはじめる異国生活マニュアル~』藤井伸二 著によると、改訂された2013年当時の賃金が記されているおり、

最低月給が235万ドンとある。

これは日本円にすると12,000円ぐらいの価値だ、とても少ない。

2017年現在の最低月給

調べてみるとずいぶん上昇しており、375万ドン。それでも日本円にして約19,000円の価値でしかないので、おそらく平均的な月給としてはフルタイムで働いて、2~3万円という人が大多数を占めていると考えられる。

日本の年収と比較すれば分かりやすそうだ

日本で考えるとおそらく月給2万円が年収200万円、月給4万円で年収400万円と考えればそんなにずれていないのではないかなと思われる。なので、もし現地で10万円が稼げれば、現地では日本でいう年収1000万円となり(日本では年収120まんだが・・・)うぃ~脱出となるであろうと思われる。

日本人給与相場の現実

今回応募した日本語教師の求人でも12万円とあったが、未経験なら下げられるということだったし、他の日本語教師の給料も5万円ほどしかない、しかしそれでもベトナムにとっては大金で、日本で期間工をするよりもコストパフォーマンス的にはよい生活ができそうだ。

まとめ

現地の人のほとんどが日本円にして月給3万円以内で生活をしているのなら、最悪住居付きならば3万円でも生活していけるのだろう。しかし、貯金はできないため心は常に不安で長く続くと厳しいかもしれない。

今後ますますベトナム経済が右肩上がりが続き、賃金も上昇していくはずである。自分と世界の状況を見極めながら、底辺なりの生き残り戦略を見つけ出していければ思う。

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