チロルチョコ
松尾製菓(チロルチョコ)田川工場
背景:
2012年10月、村田製作所を実働2日あまりで辞めた私は、すべての自信を無くして呆然としていた。実家に住んでみることを10年ぶりに考え、新聞の広告にあったチロルッチョコ製造会社である松尾製菓の求人に応募した。グランディ-ルサポートというマニアックな派遣会社を通して、初めて中古車を買って所有、車で通勤する、29歳のことであった。
環境: ☆☆
工場周辺の環境はよくある九州の地方都市、どこにでもある車社会であるが、わりと発展していて家電、紳士服などの店舗が並ぶ。ほとんどの社員が車通勤であると思われる。
チョコレート製造は、一度仕入れた大量のチョコを加工するために、室内全体を30度近くの温度に保っており年中熱さとの闘いである。包装部と加工部に分かれており、包装部に配属されれば逆に空調が完璧に管理されており快適であるが、女性の職場であるため男性は配属されにくい。
社員: ☆☆☆☆
正社員、バイト、派遣社員と様々な雇用形態の人がバランスよく働いている。九州の片田舎であるため、心根の悪い人などはいないし、変な常識のない人間などもいないので働きやすい。
厳しさ:☆☆☆☆
田舎は時間のスピードは遅い、やはり緩い部類であろう。
食堂: ☆☆
中規模の工場なのだが、ロスを出したくないのか一部メニューが予約制で苦労した。またお金も食券をまとめて前払いしなければいけなかったので、たいへんめんどうである。
選考: ☆☆☆
派遣と直接契約があり、直接契約のほうが待遇も良かったので、新聞の折り込みチラシをよく見ておくとよい。北九州地区ならばすぐ求人をみつけることができる
親戚の知り合いが定年後に落とされたので、高齢の方は難しいかもしれない。50歳ぐらいまでの方は、問題なく採用されるだろう。
待遇: ☆☆☆
時給は900円ほど。
環境: ☆☆
社員: ☆☆☆☆
厳しさ:☆☆☆☆
食堂: ☆☆
選考: ☆☆☆
待遇: ☆☆☆
総合評価 18点(30点満点中)
北九州地区にいないと目にしない求人であるが、地元の人間、特に定年した人や女性には良いのではないかと思う。ちなみにチロルチョコが創業した場所であり、今でも格安の直売所がある。
※なお、私的な経験のため、配属、時期によって評価は異なります。