先日の記事の続きで、NHKスペシャル『AIに聞いてみた、どうすんのよ!?ニッポン』の感想です。
今回は2つめの提言として出た、少子化を食い止めるには結婚よりもクルマを買えをとりあげたい。
少子化を食い止めるには結婚よりもクルマを買え
これに関わることとして、まず婚姻件数の分析結果が出ました。
婚姻件数が上がると好影響ばかり
- 即席めん購入額が低下
- スポーツ平均時間増加
- 男性旅行時間増加
- パック旅行費増加
- がん死亡者数低下(男性)
- 心疾患(心臓病)率低下
- 男性死亡者数減
- 自殺者数減
- 新規就業者数増加
- 製造業従業者数増加
- 財政収入額増加
唯一のマイナス評価が、中学2年生男子の、50メートル走が遅くなったこと
ぐらいらしく、やはり結婚は社会をよくするうえで欠かせないピースであることが分かった、まさかここまでいい影響ばかりとは予想していなかった。
しかし、ここで驚くべき分析結果が発表される。
一番重要な出生率が下がってしまうのだ。
婚姻件数が上がると合計特殊出生率が下がる
(・・?
まったく意味が分からない
結婚が増えても、出生率は上がらないらしい。
”できちゃった婚”率も出生率に連動しない
そうか、これは日本みたいに結婚制度が厳しい国だからかなと思うと、できちゃった婚をする人が増えても出生率は上がらないらしい。
出生率と強く連動しているものが、
=
製造業付加価値額
さらに、製造業付加価値額と連動するものが
=
乗用車保有台数
であるらしい。
なので、結婚しても子供が増える相関がみられない、一番わかりやすいのが自動車を持って入れば子供も増えているということになるのだ。
謎だ、本当にわからない
マツコさんや専門家の考察もあったが、自動車と出生率の関係は分からないでもない、おそらく多少子供は増えるだろう。でも、なんで結婚した人が増えても子供が減るのだろうか。まぁそこは譲るとしても、それなら”できちゃった婚”が増えれば出生率が増えないとおかしいと思う。
出生率はイメージよりも、景気や国勢を反映しているのかもしれない
結婚はともかく、子供を産むというのは、私たちがイメージするよりも景気の影響を多く受けているのかもしれない。今まではなんとなく、自己責任みたいなイメージが先行していたが、これはますます難しい問題なんだと無職は思った。