影響を受けた有名人・偉人ベスト10~後編~
過去記事で、夭折した天才の中から影響を受けた人物を選びだしたが、今回は全ての偉人も含めてベスト10を考えてみました。
以前の記事でベスト10外の偉人を発表していましたが、今回はようやくベスト10の発表です。
ベスト10選外☟
影響を受けた偉人達 ベスト10
正直、順位をつけるのも憚られるのですが、10人を選んだとしてみてください。順位付けは難し過ぎました、全てが自分の過去、現在に軌道修正を迫られるような影響を受けた偉人です。
『ベスト10』もくじ |
10位レオナルド・ダ・ヴィンチ(画家、解剖学者、科学者、建築家、発明家etc)
人類史上最高の天才。
なにか飛びぬけて影響をうけたわけではないが、その多才ぶりから多くの影響を受けていると想像できる。特に人体や自然の観察から得た観察力はずば抜けており、人類はその影響から逃れられないだろう。
9位 パコ・デ・ルシア(フラメンコギタリスト)
フラメンコの神様。
スペインアンダルシアのフラメンコ一家に生まれる。その情熱的かつ天才的な演奏で、あらゆるジャンルの音楽家から最も偉大であるという評価を得ている神、ジャズやフュージョンの分野にも進出して、フラメンコギターの地位を押し上げた。
個人的には大学時代の影響が強く、フラメンコギター教室に通うなど、画家を挫折する一つのきっかけになった存在、曲を聴くと社会に出たばかりの自分を思い出す。
8位 マルセル・デュシャン(画家、現代美術家)
ただ便器にサインをした問題作『泉』
画家を目指していたはしくれとして、一番好きだと自信を持っていえる画家を選んでおきます。思想的な影響も少なくはありませんが、絵の巧みさから私の20代を支配しました。
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7位 尾崎豊(歌手、ソングライター、作家)
あげないわけにはいかなかった青春の思い出
今では、ほとんど影響力はなくなってしまったけど、最も多感な時期に私を支えてくれた存在。その影響は、見えない血肉となって私に生き続けているだろう。懐かしい、とにかく懐かしい。
死なないでほしかった
いろんな意見があるだろうけど、個人的にはもっとも生きていてほしかった人、関根正二や他の音楽家が完成しているように感じるのに対し、まだまだ変わっていけたような気がしていて、他殺説があるというのも頷ける。
おそらく今生きていても、いい楽曲を生み出せたのではないか。浜田省吾や、福山雅治のような、枯れた尾崎の曲を一曲でも聴きたかった。
6位 手塚治虫(漫画家)
漫画界の神様、とくに『火の鳥』のチカラが凄まじい。
今の自分に与えている影響力が最も大きいとという意味で10位としました。難解な宗教観や死生観を、凡人にも理解できる漫画で表現した功績は大きく、日本人ならば誰もが、どこかで手塚先生の世界とつながっているんだと思います。
5位岡田有希子(アイドル)
命日に、たまたま事故って知る
タクシードライバーとして乗務中に事故をおこし、早退して家でヤフーニュースを見ることがなければ、おそらくその存在を知ることはなかっただろう。
4月8日、私が事故った日が、たまたま岡田有希子の命日だったのだ。また後日、プロの音楽家でもある先輩に、ある昔のアイドルに興味があるといったら
「まさか岡田有希子じゃないよね?」
といきなり聞かれ、驚いてしまう。
先輩がいうには、先日、岡田有希子の話題になったからまさかと思ってという。近く行う自分のライブの会場のすぐ前が飛び降りたビルらしく、
「その日は今でも熱心なファンが集まるから、4月8日は避けてください」
という話になったというのだ。
この偶然は、いまだに理解ができない。
アイドルから歌唱、歌唱から感性、感性から思想へ
アイドルは、音楽の知識やトレンドを吸収するためにしか聴かない私だが、その歌唱と存在感にひきつけられた。次第に興味は内面に向かっていき、今では自分の思想の3割を、岡田有希子から構築しているといっても言い過ぎではないかもしれない。
宇宙のなりたちから、運命論まで、その感受性はさまざまな示唆にとみ、私の思想の源泉となってしまった。悲劇の結末から発する私の思想は悲劇へと向かうのだろうか、それとも彼女の生きれなかった未来であろうか。
誰が何と言おうと、私は岡田有希子の楽曲を推す。
『くちびるNetwork』が一番好きです。
くちびるネットワークは最晩年の曲のため、ライブ映像は目が病んでいて見れたものじゃないものも多かったですが、これはマシな方で歌声もキレイです。
4位マハトマ・ガンディー(思想家、革命家)
希望が見えた非暴力非服従。
それまであからさまに戦争を批判していた私でしたが、非暴力非服従を実践している当時のインドの映像を見て、世界を支配してきた、またしていくであろう力にどうやって対抗するのかという答えをいただきました。
私のことを右翼とかいう人がいるけど、実は最大の左翼なんです。私は敵が攻めてきたらガンディー主義で対抗すると憲法で決めてほしいんですけど、それだと皆がダメだというから、仕方なくじゃあ軍隊を強化しましょうよという立場なんです。
~小林よしのり、ゴーマニズム宣言より~
3位アルベルト・シュヴァイツァー(哲学者、神学者、医者、社会貢献家、オルガン奏者)
自分の生き方を決定づけた。
真の聖人だと思います、ノーベル平和賞受賞。プロのオルガン奏者でもあり、ヨーロッパで演奏会を開いては、その収入でアフリカ(ガボン)の現地で貧しい人々のために無償の医療を尽しました。
ダメだ、色々検索してたら涙が出てきました。
シュバイツァーの言葉
人がやれるのは、やれることだけだ。それをやるからこそ夜に眠ることができるし、明日また続けることもできる。
あなたの運命がどうなるかわからないが、ひとつだけわかっていることがある。本当に幸福になれる唯一の者は、人に奉仕する道を探し求め、ついにそれを見出した者である。
生きとし生けるものすべてに、慈愛の輪を伸ばすまで、人は自身の中に平穏を得ることはできない。
2位 マイルス・デイビス(トランぺッター)
本物の光と闇。
絵の世界で言えばピカソのような存在でしょうか、様々にスタイルを変えながら、ジャズの歴史を作り出していきましたが、多くの巨星が夭折する中、ただ一人生き残り活躍を続けました。
また自己プロデュースが巧みで、マイルスの音が聴きたいと思わせるために様々な布石を打ったりと、ここでもピカソとだぶります。
周囲は大変だと思う
ハッキリ言ってむちゃくちゃな人だと思います、ドラッグで苦しみ、生活もあれていました、現実では関わりたくありません。演奏も特別上手いようには見えない、しかし、どのような表現者もたどり着けなかった人間臭いなにかがあるように思います。
それは危うく弱く、もろいものですが、マイルスにしか見出すことができない唯一無二のものです。
本物の闇
すべての音楽には何かが足りない、弱さが足りない、マイルスが足りない。マイルスは本物の闇を引きずりながら生き延びました、それだけに本当の光が表現できたのかもしれません。
1位 ゴータマ・シッダールタ(仏教開祖)
なにも書けない。
何も語ることができない、ただ人生は苦である(一切皆苦)と断言している先人がいたということでどれほど自分が救われただろう。※ウィキペディア
ブッダの言葉
他人の過失を見るなかれ
他人のしたこととしなかったことを見るな
ただ自分のしたこととしなかったことだけを見よ
まとめ
ずいぶんとあたためていたんですが、アップできてスッキリとした気持ちです。
自分にとってどういう人間の影響を受けて生きているのか?というチェックになりました。
やはり宗教家、思想家の偉人が多いということが分かりました。
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コメント
ゴミクズみたいな人が誰に影響を受けてるとか超どうでもいいんですけど。
なんでそんな事書こうと思ったんですか?
>山田さん
たしかにそうですね、言われて初めて気づきました。ゴミはゴミとして生きていきます。
コメントありがとうございました。ただ、自分を知るため、自分を理解するためにブログを書いておりますのでご理解いただければ幸いです。