今年は何一つ上手くいかなかった
当たる占い外れる占い
私はなんとなく占いが好きだ、良くネットで検索したり、手相やタロットは自分で覚えて少しは使えるようになった。一番好きなのはタロット占いだけども、もともとは動物占いや手相など、統計学からきた占いが好きであった。
その中でも結構好きな占いの一つに、今年は大フィーバーですぜ!みたいなことが書いてあった。
私はやってやがると思いながら、参考程度に淡い期待を寄せていた。
ちょうどそんな頃、無職となってお先真っ暗な人生を歩み始めていた私は、風の谷に移住してから友人の銀月太郎氏が住む京都を訪れた。
鞍馬寺
銀月氏は京都市左京区に住んでいるので、彼に鞍馬寺に行こうと提案したのは私だった。鞍馬寺は私にとって最高のパワースポットで、これまでの人生の転機でも色々なお導きを与えてくれた場所なのだった。
風邪気味でもあったが私達は山の上の本堂まで登ることにしたのだが、その中腹にポツンとあるおみくじが気になった私は引いてみようと提案した。
やった!と大吉な彼と対照的に、私はなんと凶だった。そんな馬鹿なと思って何度も思わず二度見したが、凶という文字はそこにズシンと居座り、どうやら動く気はないようである。
はは~そうきたかと私は思ったが、もはや手遅れである。私は人生で初めて凶のおみくじを見たのだが、それが自分が引いたおみくじになってしまった。
落ちろっ落ちろっ落ちろっ!
私はその後、占いとおみくじの対照的な結果のせめぎあいの中で、無職なりに精力的に色々なことに手を出してはみた。
- バンコクコールセンター説明会参加と検討
- ハノイの営業へ応募、名古屋まで車で面接へ→不採用
- ベトナム関係でスカイプ面談4件
- ハノイの日本語教師→合否不明、連絡途絶える
- 職業訓練(日本語教師)選考会→落選
- 介護分野への検討と辞退
- ブログをはじめる
- アフィリエイトに挑戦→途中停止→再開→いまだ収入0円
- デイトレ再開→退場
など、ざっと見てもこれぐらい考えたり行動したりしてきたが何一つ実を結ぶことはなかったのかもしれない。特に最低でも小遣い程度にはなると踏んでいたアフィリエイト収入がいまだに0円というのが想定外だった、しかし冷静に自分の能力を見れば分かったことだ、世の中の需要を考えてそれに合わせてマーケティングしていくなど、自分には全くない才能である。自分は意味のない絵や文章を書くことしかできないのだ。
悔しいことに今年は占いの結果よりも、おみくじの結果が優先されたようである。
一つの救い
そんな今年の救えない状況の中で、ブログ広報のために始めたツイッターだけが救いであるように思える。ツイッターとの交流の中で、私のブログのファンであるという声を聴くことが増えてきたのだ。
この先ブログがどうなっていくのかは分からないが、検索流入がすべてであるブログの世界で検索流入がない以上、自分のブログが爆発的に伸びるということは期待できないだろう。それは残酷で悲しいことだが、とりあえずそう長くはない無職の期間はもう少しあがいてみようと思う。
絶望の中で
もう苦しいこともめんどくさいこともしたくない、欲しいものもなにもないし(最低限の衣食住あれば)、これから齢をとっていくだけで状況は良くなるよりは悪くなっていくだけだろう。それでも普通に働ければ、やっていければまだいいけども・・・大人しく全てを諦めてタイで出家したい気持ちもあるけど、やはり金さえあれば解決するのにそうするのも変な話なのだ(億万長者になっても悩んで出家する可能性は大いにあるが、それはまた次のステージのことだ)。
もうこれ以上は書くまい、また教祖様なんだからしっかりしてくださいとお叱りを受けるのが常だ。驚くべきことに私はツイッターとブログに救われている、ある無職賢人が言われた「底辺の人間こそ発信せよ」という言い伝えは本当だった。
この蜘蛛の糸をたぶん離してはいけないのだろう、それは自分の居場所という大切な糸なのかもしれない。
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