引越し(といっても業者は頼まずに捨てるだけだが・・・)で物を整理していると興味深いメモがみつかる。
インド一人旅で日記をつけていたメモ帳だ。
捨てる前に開いてみたのだが、そこには今まで把握していなかったインドでのリクシャ(買い物)交渉術や、自分へのメッセージが含まれていたので記事にして残そうと思った。
2010年のインド一人旅で得たものとメモ
メモ帳といってもほとんどインド旅行記の内容であるが、特に前後の表紙ページに色々な情報をメモし、知識を得て自分なりに闘っていた跡がうかがえる。
リキシャー(リクシャ)3台目交渉術
- 一台目・・・目的地までの値段を聞く。
- 二台目・・・一台目の半額から交渉する。
- 三台目・・・二台目の感触から本格的に交渉。
買い物のポイント
- 優しく接する(そうじゃないと逆になめられる)。
- 店も見てみると言って立ち去るフリをする。
- 言い値の3分の1しか出せないという。
勧誘を断る
以下の言葉を、簡単な英語で言えるようにしておくと便利だ。
- ありがとう、いま食べたくないんです。
- お金はないんです。
- 疲れているから、移動したくない。
当時の物価(ルピー)
以下のよう物価を事前情報で調べてノートに記録している。
- リキシャ 短距離 5~10
- 長距離 35~50
- サイクルリキシャー 5
- 水1リットルのボトル 10
- チャイ 5
- ネット1時間 15~50
- バナナ一本 1
- パン 6
- カレー 8~80
現在のレート
実際の購買記録
- 水 10~15
- ペプシ 23
- ビール瓶 50
- パラゴン(伝説の宿)ドミトリー 一泊130
- ホテルマリア(シングル) 一泊600
- スプライト 22
- メトロ 4~8
- チャイ 5~
- 映画 25
- マック 134
- ネット 28
- 酔い止め 88
- 屋台のスナック 10
- カレー 30~100など(屋台では8が最低)
- コーヒー 10
- ラッシー 10
- 散髪 30
- 傘 170
- 石鹸 18
- 屋台チョーメン(焼きそば) 15~30
- 洗剤 30
- ペン 10
- バナナ一本 3
- 懐中電灯 200
- 列車チケット(無座)ガヤー~ニューデリー 453
- バス 10
現在のレート
体調を崩した時
ほぼ確実に下痢にはなる。
たべられない場合が多いので、どこの街でもある小さな薬局に行ってポカリの粉のようなものを買ってきて飲む。
とにかく水分だけは切らさないようにして下痢を出し続けると、10日ぐらいして体が水に慣れてくれば治まっていく場合が多い。
咳についての対応
咳については冷たいモノの飲み過ぎが原因だとインド人に言われたことがある。インド人は死ぬほど暑くても冷えたものは物は飲まないそうだ、冷えたコーラなどはよくないらしく常温の物を飲めと言われた。
4月のインドで冷えていないものを飲むのは抵抗があるが、実際にたしかに効果があった。
その他夏の場合、昼間は熱すぎて観光どころではないので現地人にならって夕方を中心に活動しよう。
インド一人旅の必需品
私はパソコンどころか携帯電話すら持ってなかったので、以下の物がないことに後悔したようだ。これは個人によって変わってくるだろうが和英辞書の機能はなんらかのツールで持っていたほうが無難である。
それから、ベンザブロック辺の風邪薬も多めに持って行った方が良い。
- 和英の辞書(電子辞書)
- 携帯電話
- 耳せん
- 常備薬
まとめ
インドの実情はあまり変わっていないだろうから、物価以外は参考にできるとは思う。
やはりこのメモ帳は捨てずに持っておくことにする、細かい部分までは記録できないし、今となっては自分には貴重な記録である。