自分より若い先生と接する機会が多くなってきました。
ほとんどの先生は20代の女性である。
新卒の日本人や中国人も多い。
今年入った新入りの教師は何人もいるようだが、私が一番おっさんうぃ~である。
日本語教師と年齢の賞味期限
中国大陸の日本語教師として、大学での賞味期限はまぁ40歳ぐらいかな?
とかねてから思ってきた。
よく、独身ではなく、既婚で単身赴任している先生がいるが、そのような方なら事情がどうあれ、まぁ悲壮感は薄い。
(最初の大学赴任時、本科の教授に1人、日本語教師に1人単身赴任者がいた)
しかし、やはり独身で50歳とかになると、けっこう悲壮感が出てくるように思う。
私の前任教師は60代近かったらしく、私が34歳で赴任した時はギャップがすごかったのか、
「先生は若い!」
と何度言われたか分からない。
その先生も独身だったようで
「やはり、寂しかったと思います」
と、4年生は言っていた。
他人事ではなく、私がたぶん同じ立場になるのだろう。
しかしこの賞味期限、高校なら少し伸びるような気もしている。
私のような派遣教師には新卒も多いと書いたが、直接雇用のここの高校教師は20代などはほとんどいないように見える。
多くが30代~50代という感じ。
たぶん、トプクラスの高校なので、優秀な先生ばかりなのだろう。
大学だったら、学生と混じって違和感がないかというのが、一つ大きな指標となりそうだ。
しかし、高校の場合は、もともと学生がまだ子供なので、比較されることはない。
高校なら、案外50歳ぐらいまでは行けるのかもしれない。
しかし、大学に比べて悲壮感を気にする人がいないというだけで、やはり自分の中では思うところあるだろう。
私ももう40歳、婚活もだが、可能性の高い成就しないケースも考えていかなければならない。
やはり、私塾を開設した教え子がいる揚州に身を寄せるのが、一番適当な気がしている。
彼には、全荷物を預けているが、最近送ってほしいと伝えた。
すると、受け取りが不便だろうからチチハルにいる親友に送り、車で届けさせるという。
そして、不便なことを彼にいえば、彼が解決するという。
なんて頼りになるやつだろう。
チチハルにも友人が増えてくれば心強い。
今の学校、私はまた貸し派遣というような立場で、連絡がくる人が相当多い。
連絡系統は複雑を極めている。
誰が偉いのか?すらよく分からない状態だ。
しかし、その分相談できる人も多いと考えて、気楽にやるしかない。
幸い、自分には教育の仕事があっているようだ。
特に大学よりも高校など下の年齢の方が、やる気になるような気がする。
高校生が、もしかすると一番合っているかもしれない。
人生折り返し、もう若くないとはいえ、考えようによっては今が一番若い。
とりあえず二年間、ここでやっていきながら自分の運命を待ちたい。
ここでやっていく。
やっていくしかないんじゃ。うぃ— 国矢眼 介@瞑想者。在🇨🇳。 (@kuniyame) October 30, 2021
コメント
湖南の短期大学で一昨年から日本語教師を始めました。56歳です。
クニヤメさんのブログは数年前にもしばらく読ませて頂いていたのですが、久しぶりにまた読ませて頂いています。クニヤメさんは、私とは全く違ったタイプの方ですが、期間工をやっていたことがあったり、共通点もあるので、親近感があります。
身体に気を付けてがんばってください。
元期間工の方ですか。
もう期間工には戻りたくないですね。人生を無駄にしたと思います。
湖南の短大ですか・・・いいですね。私もできれば大学に行きたかったのですが、叶いませんでした。
どうぞ、今後ともよろしくお願いします。