昨日は、夕方ごろに突然学生の一人がWeChatで
「風呂に行きませんか」
と誘ってきた。
それで、
断る理由もないので、とりあえず了解し、その男子学生を21過ぎに教室まで迎えにいきました。
21時を過ぎても、まだ煌煌と明るい教室。
窓から覗くと、どこの教室もまだ授業中でした。
後ろの方で、完全に熟睡している学生もいます。
超新学校とはいえ、毎日7:00~21:30までビッシリ授業ですから。
学生も教師もたいへんです。
私が教室に行くと、まだ23歳の先生が教えていました。
私は風呂に行く学生にアイコンタクトを送りましたが、人違いでした。
私は美術が好きな学生だと思っていたら、アイスホッケーの黒竜江省代表だったという学生でした。
彼は、授業中は特に目立たず、問題ありかなと思っていました。
日本語能力にも不安があり、日常会話ができるのかは分かりません。
なので、彼と知った時には驚きました。
こんな遅くにどこに行くのやらと思っていると、すぐに彼の母親の車に乗せられました。
さすがに親同伴の接待は受けたことがないので、驚きました。
なんか、このまま朝まで付き合えとか言われそうで、かなり緊張しました。
しばらくすると大江戸温泉物語?
タクシー時代によく東京でみたスーパー銭湯に着きました。
でも、この時はまだ健康コードが赤でした。
彼は相当頑張ってくれましたが、やはり入れません。
仕方なく、別の風呂に移動します。
今度は彼の母親の携帯電話を私に持たせ、それでスムーズに入ることができました。
ここはかなりローカルエリアの中にありました。
24時間営業だそうです。
もう22時でしたから、全く客はいません。
初の垢すり体験をしました。
学生に勧められるままに寝転がりました。
驚いたことに、垢すり師のおっさん二人は客がいないのに、サウナの中に入っていました。
「なんだよ~、こんな時間に来やがって
おろ?外国人、日本人か、そいつは珍しいな!」
とかなりテンションが上がっています。
欧米人はたくさんあるが、日本人の垢すりはしたことがないそうです。
まぁ、英語教師はどこでもいますからね。
中国人は風呂の後にゆっくり休むスペースに移動します。
薄暗い部屋のベッドに通されて、なにをされるのか気が気じゃありませんでした。
なんか色々用意があるのではないかと疑います。
しかし、もう眠い。かなり疲れました。
私がぼ~っとしていると、学生が
「帰りますか?」
と言ってくれて本当にホッとしました。
初めての垢すりはドキドキで、本当に痛かったのですが、肌がツルツルになりました。
これには驚きました。
バタバタしていつもはする保湿はしてないのに肌が全く乾燥しません。
中国の歴史の深さを感じました。
乾燥の原因は、こすって肌のゴミを落としてないことにもあるんですね。
初めて実感しました。
健康コードがついにグリーン(緑)に
さんざん苦労させられた黒竜江省の健康コード問題ですが、ついに解決しました。
なんども裏切られてきたので、断言できませんが、こんどこそ解決したと信じたいです。
やはり、グリーンは眼に優しい。
さっそく、今日から銀行などいろいろ動いてきました。
ひさしぶりの自由という感じがします。
また突然赤に変わらないことを祈るのみですね。
たぶん、チチハルにいるうちは大丈夫かもしれません。
コロナが哈爾浜やチチハルで出始めて、学校も緊迫しつつあります。
なんとか、リモート授業などに切り替わらないのを祈るのみですね。
今日はそんなとこです。