中国人とコミュニケーションの特徴。付き合い方。

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中国人との付き合い方

中国人との付き合に方は少しコツが必要だ。

もし、あなたがなにも知らないで中国人と接していたら、

あれ?

なんだこの人、良い人かと思っていたのに?

というギャップが多くなる。

否。

正確に言うとギャップだらけになって、誰も良い人がいなくなるということに直面してしまう。

なぜだろうか?

それは、国家間の微妙なコミュニケーションの取り方に、ずれがあるからだろうと思われる。

ここでは、確認しておいた方がいいことについてまとめておく。

中国人のパーソナルスペース 中国人のパーソナルスペースは狭い。 もうそれはそれは狭い。 私は教...

罵られる(怒られる)ことを嫌う

中国人は極端に罵られることを嫌う。

なぜか?

中国人は自分のメンツをだいじにするからだ。

だから、中国語にはメンツや体裁に関する言葉が豊富だ。

もし人前で誰かを罵ったりすれば、そのことで何度も陰口を言われることになるだろう。

また、罵った相手との関係修復は難しい。

相手のメンツを大事にする。

中国人は自分のメンツを大事する。

ということは結局、他人のメンツも大事にしなければいけない。

だから、中国人は相手のことをいきなり批判したりしない。

例え自分と考え方が違っても、時間をかけて議論をしたり、お互いの考えが違ってもそれを尊重しようとする。

もし、誰かが批判されたりすれば、周囲の人はとりあえず批判されている人を守ろうとするだろう。

中国人を本気で怒らせたら大したもの

もし外国人が、中国人を本気で怒らせたら大したものだ。

その人はなかなか日本人離れした人で、日本でもさぞ嫌われている人だろう。

私は東京のタクシードライバーをやっていた時、ミスで何度か白人を怒らせたことがある。

しかし、中国人は一度もキレることがなかったし、怒ることさえなかった。

中国人は、なかなか人がいい連中である。

謝らない(話に触れない)

これが日本人とコミュニケーションをとる上で、非常に難しい部分ではないかなと思う。

なにか自分のミスで失敗があったとしても、それをなかったことにするようなところがある。

というか、まるで自分が関わっていないように振る舞う人が多い。

本当にごく自然に、他人事のように話を流す。

先生、これが必要だということです。どうしましょうか?

(いやっ、あなたの担当で、あなたの責任でしょ!知らんがな!)と、心では思っても、その自然な対応に怒る気力も失せ、

それは困りましたねぇ、どうしましょうか

などと言ってしまう始末である。

3年ほど中国人と仕事をしてきて、彼らは意図的に知らんぷりしているわけではないことに気づいた。

中国人は、ごく自然に、コミュニケーションの手段として、この方法が備わっている気がする。

結果的にこの特徴が、中国人は謝らない。などと言われてしまう原因ではないか?
と分析している。

ほうれん草が無い

報告・連絡・相談でいうと、とにかく報告が無いし遅い、という場合が多い。

特に都合の悪い情報でもないのに、報告しなかったりする。

例えば会議の会場や時間帯が変更になったことなど。

そのような普通の情報でも、なぜか報告がなく会議が終わっていたりする。

自分が困らない情報は報告しないことが多い。

これも、たぶん彼らにしてみれば悪気はない。

だらしさというかおおらかさというか、国民性としかいいようがない。

まとめ

当然中国人にもいろいろな人がいる。

中には日本で生活したことがないのに、日本式のコミュニケーションをする人がいる。

しかし、やはりここに書いたような人が多いのも事実だ。

私は、そのことをそんなに気にしたことはないが、中にはとても気になる日本人もいるかもしれない。

彼らの基本にあるのはおおらかさであり、許しであると思う。

たいていのことは謝れば許してくれるし、これが中国流なのだと流してしまうのが一番だと思っている。

中国人の付き合いで、なにか一つでも参考になれば幸いである。

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