昨日の夜はなんかゴロゴロと外が騒がしいなと思って窓の外をみると、一面雪景色でした。
たぶん、車のタイヤか除雪の音だと思います。
私が隔離に入って以来、中国東北地方でも市街地の積雪は初です。
ゴロゴロとタイヤの音がうるさく、夜は寝苦しかったです。
朝8時に目を覚まして外を見ると、白い世界が広がっていました。
寒いです。
室内なのに冷気が窓から漏れてきます。
暖房を強くしてほしいです。
黒竜江省はコロナとの闘いの最中
日本ではコロナがとても減ったという情報を目にします。
世界的にも、どんどん規制が緩くなっているようですね。
しかし、ここ中国では減ったではダメです。
ゼロに抑えないといけません。
政府に全くブレがありません。
国民市民の間でも、しっかりと政府に従う意思を感じます。
私は5週間+2週間=計7週間隔離をされている最中ですが、最後の2週間は寮に濃厚接触者が出たからです。
濃厚接触者と言っても、日本とは違います。
情報によると感染者の濃厚接触者と同じ場所にいた人が、このマンションの区画にいるというような程度です。
携帯アプリのAIによる自動追跡で、同じ空間にいただけで即閉鎖です。
前触れもありません。
準備もできません。
ぞろぞろと公安がやってきて、何時であろと敷地内にいた人全員を隔離です。
ガシャガシャと封鎖して、それで終わりです。
保証らしい保証もありません。
会社員の人はまだいいかもしれませんが、自営業の人などは即収入が途絶えます。
当然とまどいの声が上がりますが、すぐに切り替えてなんとか生きています。
中国市民はコロナの戦火の中にいると感じます。
黒竜江省のコロナ感染状況
今日の中国のコロナ感染者は全国で65人。
黒竜江省は最近感染者が出ている北の黒河市での感染者だけで、ハルビンは0のようです。
外国から入った感染者を除けば、やはり遼寧省など東北地方が少し目立ちます。
やはり大連も、外国からの流入がきっかけでたびたび流行していますね。
黒竜江省のコロナ対策
現在日本から直接黒竜江省に来れるフライト便はありません。
ですから、中国人でも黒竜江省に来る人は、他の省を経由しなければなりません。
ハルビンはもともと低温乾燥でコロナが広がり易く、雪まつりでの流行もありました。
当局から完全にマークされているので、厳しい措置を取らざるを得ないのでしょう。
私は遼寧省の瀋陽から入りましたが、対応は明らかに黒竜江省より厳しかったです。
今日は買い出し許可が出る
今日は団地内にある店なら、買い物ができるそうです。
ただし、外に出られるのは一部屋で一人までだそうです。
思ったように買い物できるかは分かりませんが、外に出るだけ出てみようと思います。
以上簡単に、黒竜江省ハルビンでのコロナの日常と隔離の報告でした。