中国入国隔離5週間を終えての感想。瀋陽+ハルビン隔離35日目。

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ハルビン隔離での寮からの景色は、いくらでも絵が描けそうなダイナミックな街並みでした。

隔離寮からの街並み(ハルビン)

5週間という常識外れの隔離が終わろうとしています。

明日にはシャバに出れそうです。

この0コロナ政策継続中の中国において、今隔離を受けている人間がどれくらいいるでしょう。

少なくはない人数がいるのかもしれませんが、ほとんどが上海や大連だと思います。

メインは3~4週間なのではないでしょうか。

5週間隔離を終えた、率直な感想を記します。

5週間隔離の感想

基本的に日本にいる時はいつも引きこもっている人間なので、そんなに苦にはしませんでした。

特に

  • 2週間の瀋陽ホテル隔離
  • 1週間の哈爾浜ホテル隔離

の間は食事にも困らないし、快適でした。

最後の一週間はさすがに少しこたえました。

時間はありますが、もう隔離はいいかなという感じです。

隔離で得られたもの

個人的には収穫がたくさんありました。

  • いい絵が2枚描けた。
  • ブログを再開する機会になった。
  • ブログのカスタマイズができた。
  • サブブログを作った。
  • 自伝の面白さに気づき、自分で書き始めた。
  • 英語学習の布石を築けた。
  • 日本語音声学学習の布石を築けた。
  • 剣玉を再開した。
  • 久しぶりに料理をした。
  • ずっと読みたかった本が読めた。

などなどいろいろな発見をしたり、趣味を思い出したりすることができました。

予定していた勉強も完全にではありませんでしたが、ほぼ達成できました。

隔離ホテルからの夜景(瀋陽)

中華鍋とガスコンロの魅力

これは余談ですが、初めてガスコンロで継続的に調理を経験してみて、やはり全然違うなと思いました。

大学からずっと一人暮らしでいろいろなアパートや寮に住みましたけど、ガスは初めてだったので。

電気より全然、よく料理ができますね。

火力が違います。

日本で一人暮らしをする機会がまたあれば、真っ先に中華鍋を買おうと思いました。

辛かったのは4~5週目の寮隔離。

まだ慣れてなかったですし、食材も十分ではない中で自炊するのはちょっとこたえました。

でも、これも無職飯時代に経験していることですから。

4週目に、野菜が食べれなかったこと以外は問題ありませんでした。

無職飯は本当に万能だといことを思い知りました。

定番の卵とトマト。

白菜はやはりキャベツより万能です。

無職は貧乏なので、まず食費を削ることになる。 10年以上の自炊経験から無職飯について語ってみたい。 朝食について 私の朝食は毎朝”ソー...

中国入国隔離に持っていくもの

こちらの動画で紹介していますが、5週間という長い間で、気になったものもあったので追加してまとめておきます。

文庫本

日本と違って、ネットもテレビも満足にできない可能性もあります。

やはりネットワークに頼らない娯楽があった方がいいです。

そういう意味ではDVDの価値なども、見直す機会にはなりました。

文庫本なら荷物になりませんし、3冊ぐらいあれば理想です。

ペンチ

地味ですが、一カ月ぐらい隔離されれば一度は役に立ちます。

必要な物を入手する手段がないので、その中であるものを使っていかないといけません。

ドライバーとか工具類は以外と万能かもしれません。

問題はどこまで持っていける余裕があるかです。

しかし、果物ナイフなどでも言えることですが、空港や列車のセキュリティーで引っかかり、没収されるおそれはあります。

私のペンチは大丈夫でしたが、そのあたりは難しい判断です。

洗剤

洗濯用の洗剤や食器用洗剤があれば、文句はありません。

長いホテル隔離、やはりコップなどを洗う必要があります。

そういう意味ではスポンジなども必要ですが、荷物の容量の問題がありますので、必要

なものだけ持っていきましょう。

スピーカー

イヤホンだけだと疲れてくるので、やはり小さなスピーカーは1つあれば便利だと思います。

体を動かせる趣味の道具

運動も部屋の中で完結する必要があります。

ネットワークを使う必要がないので、いざという時暇つぶしにもなります。

私の場合は剣玉でしたが、例えばヨガマットとか手のひらでクルクルする玉とか、なんでもいいと思います。

電池

これも単3,単4辺りは必ず一度は欲しいと思います。

なぜかリモコンに電池が入っていない場合などがあります。

ですが、必須ではないです。

もし、持っていく電化製品に電池を使用しているものが無ければ、持っていくことを検討してもいいかもしれません。

お菓子

必要ないという人が多いと思いますが、意外とあれば助かると思います。

空港入りしてからは、途中で買うことができません。

私はコンビニで飴を4袋買っいき、最終日でもまだ残っていました。

これだけでも気分転換になったので、チョコレートとかもあればいいかもしれません。

ホテルではお菓子の支給は確実にないので、意外と食べたくなります。

中国隔離まとめ

完全にそろえたつもりでも、なにかが足りなくて困るのが旅です。

そして、それは海外である以上ずっと続いていきます。

本一つなかなか買えません。

ですが、それを一つ一つ知恵を絞って解決していくのが、また醍醐味でもあります。

あまり心配し過ぎることはないかと思います。

隔離は長いようで短いですが、確実に一定の時間が自分に与えられるのは事実です。

これを生かすも殺すも自分次第。

隔離でなにか得られる物があって、無事に隔離を終えられれば一番だと思います。

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